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2026年2月23日

朝の楽しみ 580gの「布施」が運んできた記憶

桑の実ジャム580グラム 材料は全て日本産とあります

桑の実ジャム580グラム 材料は全て日本産とあります デコポンの大きさと比べてください

最近の朝の楽しみ 580グラムの「布施」が運んできた記憶について書きます。

福性寺が無住職だった明治・大正のころ、この寺の留守番役であった檀家様から、桑の実(マルベリー)ジャムをご本尊様にお供えいただきました。

瓶を手に取ると、ずっしりと重い。「中身だけで580グラム」ご本尊様への真心のように感じられました。かつて私が「自然のものが好きだ」との言葉を、ずっと覚えていてくださったのだそうです。

昨今、布施といえば「読経や法要というサービスの対価」と捉えられることが多いようです。しかし、本来の布施は、菩薩が悟りに至るための修行(六波羅蜜)の第一に挙げられるものです。

お寺に届く季節ごとの品々は本当に多いです。ご本尊様の前に運びご奉告するたび、自らの姿勢を正されます。

ところで、桑の実を口にするのは、実に70年ぶりのことかもしれません。昭和のころ、父に連れられて歩いた群馬県のひなびた温泉地。当時はまだ養蚕が盛んで、いたるところに桑畑が広がっていました。

畑の隅には、決まって背が高く太い幹の古い桑の木が立っていました。あれは新しい枝を採るための「親木」だったのでしょうか。濃い紫色の実がありました。子供にとっては宝物です。

農民の家庭の出身だった父は、植物や農作物に詳しい人でした。「これはコンニャクの木(実際は草ですが)だよ」と教えてくれたり、私の下駄の鼻緒が切れると、道端の乾いた雑草を器用に扱って、その場でさっと縄を編んで直してくれたり・・・父の素朴な人柄を、桑の実ジャムで思い出しました。

ビンのラベルや説明書に桑の実の写真や絵はありませんでした。動物の卵の発生初期の「桑実胚」を勉強した皆様は多いと思います。桑の実といえば、実物よりもあのイメージを思い出すのではないでしょうか。私の場合です。そんなことはないですかね?

「冷蔵庫に桑の実ジャムを置きました。みんなで食べるように」家族にメールを送りました。きっと誰も食べたことのない、初めての味でしょう。

檀家様に感謝致します。

本当に向かって左 区道近くの安行寒緋桜が咲き出しています 墓参にお出かけください

本堂に向かって左 区道近くの安行(寒緋)桜が咲き出しています お彼岸には咲き終わりそうです 温かい日を選んで墓参にお出かけください

参考記事

令和3年2021年4月26日水屋に布施 たくさんのタオルと花筒洗いhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/8847

令和3年2021年2月25日先祖の墓参 習志野市藤崎https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/8218

令和6年2024年12月26日お寺主催の住職の回忌法要https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/26150

令和8年2026年1月17日市場原理と慈悲、定額制https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/32671


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