先代住職周譽師（父）は「梵文般若心経掛け軸」を20人ほどの皆様にお配りしていると思います。乞われて書いていました。精魂込めていました。

静岡県富士市から送って頂いた「梵文般若心経掛け軸」のサ字とハスの花（一部改変）サ字はなかなか美しいです

「一字一字の悉曇文字がお手本になるように書いている」と話していました。最近、ある仏教学者から「先生の梵字は正確で美しいが他人には書けない」と聞いたことがあります。

以上は真筆のお話です。この他、昭和58年1983年ごろ、父の死後に春秋社の依頼で100幅（多分）を印刷しています。春秋社は何かの記念に配布したのか販売したのか覚えていません。

「父に複製してよいか否か聞いたことがありません」「お金に目がくらんで・・・（笑）」複製をOKして、複製料をいただきました。なお（笑）はジョーク・冗談の意味です。

かなり高額でした。ご心配なく！宗教法人福性寺の収入としました。父の法事の布施となりました。今、流行の「裏金」（笑）は福性寺にはありません。脱線しました。

ところで「般若心経解説」（三喜房）再版と「解説般若心経」（春秋社）3版を出版しています。最後は平成14年2002年の春秋社の版です。

1週間ほど前、静岡県富士市の紳士から、ご親戚の遺品の中に周譽師筆の「梵文般若心経掛け軸」があり、故人の「床の間に掛けられていた」「受け継いでご自宅の床の間に掛けている」とメールがありました。

イメージの添付があり、ご質問をいただきました。

「大きな梵字は観音様の種字サか？」と「その下・・・はハスの花か？」とのご質問がありました。既知のことがらですが、確認でしょう。

その通りであるとお答えしました。観世音菩薩（観音様）の種字「サ」とハスの花であるとお答えしました。

メールによるお返事ばかりでなく「照良師百回忌周譽師五十回忌記念誌」を郵送しました。

先師の掛け軸が静岡県にある！楽しかったです。

メールをありがとうございました。

この記事のアップに関しては、富士市の紳士からOKをいただきました。

令和7年2025年1月2日懴悔の文・・・読まないのですか？ https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/26468

令和2年2020年10月6日 20人以上でのご法事　般若心経は大声ではなくてhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7118