今日は町屋葬儀場で葬儀を執式します。以下、あいかわらず長文です。
さて、福性寺と墓地の重要性について、すでに以下の4点を書きました。「1.利他精神の先祖の安眠の場所」「2.地域のミニ歴史博物館」「3.美しい景観のある所」です。
さらに、「4.智恵の継承の場」であると書きました。
智恵の継承の場。
令和8年2026年5月3日「ここで生まれ育ったんだけれどね・・・帰って来ないの」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/34505
檀家様も、一般的にも言われていないか、言われることが少ないこと、私の心の奥にあることを書きます。偉そうな書き方かもしれませんがお許しください。
住職として、医師(病理医)として、多くの生と死を見つめてきました。以下は、皆様があまり思いつかない視点かな?と思い書くことにしました。
「精神的・医学的価値」と言うことができます。「死生観」を通じたウェルビーイングの提供ができると思っています。
以下寺院の重要性の1~3番、「4.智恵の継承の場」に続く5番目とします。
「5.精神的な平穏(ウェルビーイング)の提供できる場所」です。以下の5-1と5-2からなります。
5-1.「メメント・モリ」(ラテン語 「死を想え」「死を忘れるな」つまり「自分がいつか必ず死ぬことを忘れるな」の意味)による生の充実を図る場。
死を意識することは「今をどう生きるか」を考えるきっかけになります。「樹々のある広い墓地」があり、「歴史が積み重なっている寺院という空間」そのものが、人々に「精神的な平穏(ウェルビーイング)」をもたらす「心のクリニック」であると思います。
なお、「日本の火葬場」はメメント・モリの本格的な場であると思います。欧米人に焼骨(火葬後のご遺骨)のハシ渡し(箸渡し・橋渡し)を話してみてください。「そんなことをしてるの!」と驚かれると思います。
5-2.「グリーフケア」(悲しみの癒やし)の場。
科学では癒やしきれない喪失感があると思います。「長い歴史」「長い家族の供養の歴史」と「宗教的空間が包み込む力」と言えると思います。「心身のトータルケア」が可能な場所としての独自性は、他にはない圧倒的な価値と考えています。
私が埋骨直後の頻回の墓参を勧めている理由です。
皆様は、福性寺住職は墓地の中に植栽やベンチを置くことが好きだな!とお考えでしょう。「はい!好きです(笑)」
何度も植栽やイス・ベンチについて書いてきました。ベンチ+イスは15カ所にあります。
しかし、前記の5-1と5-2のためにと考えた結果です。心をいやす植栽と、一定の滞在時間のためのイスやベンチが必要と考えています。
以上は福性寺住職の墓地を運営する基本的な考えです。
さらに、今後の記事の中で寺院墓地について、考察を加えたいと思います。
余談ですが、メメント・モリについて書いたので・・・と話すと、「それゲーム?」「なんでゲームを知ってるの?」との反応がありました。初めて「メメントモリ」というゲームがあることを知りました。今回の記事のタイトルにメメント・モリを加えました(笑)
寺院の存在。
令和8年2026年4月11日励みになります!かけがえのない存在https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/34022
令和8年2026年4月29日「利他精神を持つ先祖の眠る地」とはどういうこと? https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/34378




