昨夜地震がありました。東北地方の皆様には、度重なる大きな地震です。心からお見舞い申し上げます。
福性寺のある東京都北区では震度が4でした。庫裡(住職住まい)は築60年の木造で、とても揺れました。しかし、早朝に墓地内を見まわったところ、墓地の全てのお墓は、全く被害がありませんでした。お檀家の皆様にはご安心下さい。
ご本尊様やお位牌など倒れたものも、全くありません。
昨夜の地震の唯一の被害は、人天蓋(にんてんがい)の小さな瓔珞(ようらく、垂れ下がった飾り)のパーツ(2 ㎝以下の大きさ)が1個(附属した2-3㎜のビーズ3個も)落下しました。瓔珞の一部が落下するのは2回目です。人天蓋は福性寺に来てから60年にちかいです。竹澤仏具店に修理を依頼しました。10年ほど前、1度すべての瓔珞を拭いて清潔にする修理をしています 。この時、大きな瓔珞の中心部の糸をステンレス線にしました。しかし、小さなパーツはそのままでした。
現在、客殿の周囲には外壁塗装のために、足場があります(2月5日記事)。しかし、屋根の瓦(かわら)にも被害がないようです。現在、職人さんが点検中です。