お檀家を訪問してきました。といっても有料老人ホームです。入居金と毎月の支払いがあります。
現在、私がお訪ねする老人ホームは2ヶ所です。4ヶ所ありましたがお二人が亡くなりました。もうお一人のホームはリモートでしか、お話しをすることができません。
私が感染源になるのではないかと心配でした。このため、なかなか老人ホームに出かける勇気がありませんでした。お電話での会話でした。
予約制です。土曜日日曜日は予約が混みます。今回は、3日前に予約しました。直接面会できても居室でおあいすることはできません。決められた談話室で面会できました。窓が開いていて、常時換気で安心できました。しかし、時間の制限がありました。30分です。
それでも、リモートとはことなり、久しぶりで話がもりあがりました。テーブルの角ごしに話します。90歳のおばあさんとの話題は、人生の中の成功談です。「お仕事をやりとげたこと」「立派なおつれあい様」に加えて、印象の深い「太平洋戦争・大東亜戦争中の空襲や戦後のインフレ、食糧難」などです。最近の話題はしません。昔の人ですから、ご自分のことは「自慢になる」とお考えのようで、ご自分からお話しになりません。このため、こちらから質問します。出かける前に質問事項を考えます。
それにしましても、私よりも20歳も年上の皆さまですから、私の知らないことをお聞きすることが多いです。最近のできごとは、お忘れになっていても、戦前・戦中のことは、よくご記憶です。経験した人の話は具体的で勉強になります。米軍の爆撃機B29と焼夷弾の話もしました。
知識の豊富な歴史、近・現代史の先生と話をしたようにも感じます。私の勉強になります。
平成30年2018年8月23日お見舞い 看護師の患者様 1万人の閲覧者https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1699
平成31年2019年1月13日老人ホーム訪問 無瞋恚(むしんに)の方 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2446
令和元年2019年10月31日 老人ホームの入浴回数 何事にも正思惟 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4611