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2022年12月25日

ご本尊様、須弥壇、両大師様、大壇などは住職の担当

お檀家からお預かりしているお位牌を清潔にしました。写真説明に「住職はサボっています」と書きました。これはジョークです。以下書くことにしました。

院代さんの宮寺師が客間と本堂の清掃をしています。また、すでに真鍮(しんちゅう)製の仏器はピカピカです。最近は金メッキした仏器を多く見ます。磨く必要がありません。しかし、美しさと輝きという点では、液状金属磨き(ピカール)で磨いた仏器には、遠く及びません。

宗派の各分野の専門家の中堅僧侶にご来寺頂いた時「仏器を見ただけで真面目にお寺を運営していることがわかります」率直に「きれいですね」と言われたことが何度もあります。歴代の院代さん(宮寺師、横田師、林師、宮本師、星師・・・)のお陰です。

ところで、ご本尊様と須弥壇(しゅみだん、ご本尊様を安置している高くなった壇)、両大師様とその壇、大壇と多宝塔は住職の担当です。以前も書きましたが、いいとこどりですね。住職特権でしょうか(笑)お掃除をすると汗ばみます。暖房のせいですけれど。

ご本尊様、須弥壇、両大師様、大壇お多宝塔は住職の担当です

ご本尊様 須弥壇 両大師様 大壇 多宝塔は住職の担当です 大きな燭台(ローソクの台)と常花(右端の金色のハス)を見て下さい

ご本尊様は蓮華座だけ毛バタキします。寛永2年1625年の入仏式です。金箔おしの仏具も丁寧に毛バタキします。あとは全て化学雑巾(ダスキン)がけです。

福性寺の須弥壇は、仏具店ではなくて、大工さんが作りました。写真の赤い部分とその下です。本堂落慶当時(昭和39年1964年)、仏具店の須弥壇を買うお金がなかったのです。しかし、とても掃除が容易です。一枚の南洋材から雲形なども作ってしまいました。技術の優れた大工さんでした。

これに反して、仏具店から来た仏具は、「掃除をすること」「掃除をする人のこと」を考えて作っていないのではないか!という人がいます。高価なものほど装飾が多く掃除が大変です。

福性寺にある仏具は大きいものが多いのですが、一流品はありません。それでも、木製でも金属製でも、仏具には穴がたくさん開いていたり、デコボコがあり(=装飾のことです)、掃除が容易ではありません。

必要最小限の仏具はそろっていますから、新たに買わないようにしています。磨いたりするのが大変だからです。

しかし、ホコリをかぶった仏具はありません。

年末年始の墓参においで下さい。

元旦読経会にご参加下さい。

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