7月11日の炎天下にご姉妹が相談においでになりました。ちょっと離れた県からです。60年以上お檀家です。
「お墓の石をご長女様の旦那様(故人)の姓の□□家にしようかしら?」と。よくある相談です。ちょっと前にも書きました(=下記リンク)たまにはホームページの記事を読んでほしいなー!
ご出身のご家庭〇〇家のご両親は亡くなっています。お子様はお嬢様二人です。それぞれご結婚されています。
ご長女様の旦那様が亡くなり、福性寺にあるご長女様が祭祀権者のお墓に埋まりました。
今までは〇〇家ご出身の叔母様(別姓のお檀家)の反対があり、〇〇家のままでした。叔母様は「実家の姓がなくなるはイヤだわ」とのこと。心配をつくる?
しかし、旦那様の実家のご兄弟(□□姓)が「遠く離れた東京の〇〇家の墓で一人では(故人が)可哀そうだ」というそうです。これも、不安をあおるかな?
ところが、ご相談をお聞きしているうちに、旦那様を亡くされたご長女様の妹様(別姓、他寺のお檀家)が叔母様と同様に「私だって〇〇家がなくなるのはイヤよね」と。安心できないですね。
旦那様が亡くなった上に、色々な意見があって、ご長女様が大変です。もう、よくわからない状態です。
一応、私の意見をお話しました。しかし、まとまりがなかったような気がしました。そこで以下のような手紙を書いて送りました。
「すでにご長女様の旦那様のお戒名と俗名のフルネーム「□□姓と名」が〇〇家のお墓に書かれていますから、全く現状のままでよいとおもいます」
また、同様なご心配が起こることのないように、さらにご本尊様とのご縁が続きますが「お墓が無縁にならないように(=ご家族のお参りがなくならないように)、ご長女様のお子様お二人でお墓を使用してはいかがでしょうか」
以下の記事の印刷体を同封しました。
令和5年2023年6月4日 「墓石の姓を書き換える?お檀家の姓」: https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/17549
令和3年2021年4月25日・・・墓石の姓とお檀家の姓 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/8822