久しぶりの内視鏡検査でした。3~4年ぶりでしょうか?毎年、検査と処置をお願いしていました。でも検査に来てくれませんでした。今回は、給湯所を作って以来の検査です。
見える所から10m以上先に問題があるようです。ヒトの消化管は全長約7mとか9mと聞いたことがあります。
なんか話が違いますか?ヒトの「胃や大腸の消化管検査」ではありません。これ!境内の排水溝と排水管の話です。
境内に水道の出口は4か所あります。当然、排水管とつながっています。
4月10日の大雨で、11日朝には水が外に漏れ出ていました。
約束した職人さんではなくて別の職人さんが、すぐに午後から来てくれました。
11日午後4時間と12日午前3時間も職人さんが頑張りました。13日もです。
まず、内視鏡検査。しかし、見えませんでした。
とりあえず断面が長方形の薄くて長い鋼鉄線を少しだけブラインドで前後に動かしました。次にまた内視鏡検査です。
何か所も木の根と木の葉が流れの邪魔をしています。さらにその先は完全閉塞(笑)2カ所です。
時間をかけて木の根がヒトのコブシの5~10倍量ぐらいとれました。
新しい職人さんに「年に2回の検査と処置」を依頼しました。
「境内・墓地に木を植えると水があふれる」「美しい境内を作ろうと思うと・・・」とブツブツ言いませんでした(笑)寺が境内や墓地を美しく保とうとすると、お檀家やご信徒様には、なかなか想像がつかない出来事、ひいては支出があります。
ところで、職人さんの使う内視鏡を見せてもらいました。面白そう。興味津々。もはや排水よりもコチラに興味が移動。10mとか20m先を観察することができます。
ファイバースコープではなくて、CDCカメラが先端についているようです。カメラから送られた情報をモニターで見ることができます。価格は20万円とか30万円だそうです。もっと安いものもあります。
消化管病理学が専門で胃や大腸の内視鏡学が身近であったので、へー!こんな器械があるんだ!とか、興味深かったです。自分で排水管の内視鏡を扱ってみたかったかなと。なんでも自分でしたいんですよ。
内視鏡の会社に依頼されて国内外で講演したこともあります。ちなみにヒト用の内視鏡は数百万円です。ほとんどが日本製です。
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