昨日7月25日の午前中にご本尊様の蓮台を修理に出しました。臨時の蓮台と入れ替えました。竹澤仏具店の竹澤正人氏(東京芸術大学卒)と一緒にお像を下ろしました。
名古屋にある仏具店と共同してなおします。想像通り仏具修理の職人さんは、少なくなっているらしい。

お大師様 (右端)が注視する中ご本尊様大日如来様と蓮台を厨子から外に出しました 如来様は前机の上の臨時の蓮台に安置しました 竹澤正人氏jが蓮台の下をのぞいたり測定しています 左端に藤原睦憲先生の写真と位牌 如来の絵もあります
今回の蓮台の修理は、徹底して行うことにしました。大きな破損ばかりでなく、破損があればどんな小さなものも復元します。漆を塗って新たな金箔押しをします。破損のないものはそのまま使用します。
修理が完成すると、四百年前の蓮弁と最新のキンピカの蓮弁がまざります。
如来様のお顔を10㎝ぐらいの距離から拝みました。素晴らしいです。これは住職特権です。すでに書きましたが、お身体の金箔は、かなりいたんでいます。
ご本尊様は、当分は臨時の蓮台上です。秋の彼岸会などにお参りしてご覧下さい。
修理全体としては3か月半~4か月。木地の修理が2か月~2か月半程。漆箔が1か月半程の見込みとのこと。
令和7年2025年7月21日ご本尊様の四百年記念https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/30218
令和7年2025年7月17日ご本尊様の蓮台修理https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/30150
令和7年7月17日2025年6月30日ご本尊様の蓮台 寄付・布施の使途 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/29880
令和元年2019年10月26日お手紙 「合同講演会」と「寄付を募りません」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4575