門前の延命招福地蔵菩薩のお家の修理が完成しました(写真)。土台の木材を入替え、ペンキを塗り直しました。先代住職の時代の本堂の塗装と同様に、ピンク色のままです。ご記憶の皆様もおいでと思いますが、40年前は本堂もこの色でした。現在はアイボリーです。
昭和55年・1980年に鉄板ぶきから、銅板ぶきにしました。ちいさな木造のお家でも40年以上前のものです。私(昭和24年・1949年生まれ)の記憶のある範囲では、このお地蔵様はいつも、お家の中にありました。大切にされています。お寺の中の工事や修理は、買い替えるための既製品がありません。全てオーダーメイド(笑)で高価で困ります。しかし、大工さんは3日、ペンキ屋さんには2日間かけて丁寧により堅固になるように仕事をしてもらいました。
なお「延命地蔵」の文字(写真)は、実は私が書いたものではありません。平成23年・2011年に亡くなった母・雅子が書いたものです。
「福性寺の歴史第5版・第6版」48ページに昭和57年・1982年の延命地蔵様とお家の写真があります。
「延命地蔵」様(天和2年・1682年建立)については、最近、続けて記事を書きました。リンクは以下です。
(https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3547)
(https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3594)