二日前(1月7日朝)、半数以上のお墓に供花があります。すでに、古くなったお花は下げました。
令和元年・2019年12月30日 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5034
「初詣・初参りはご先祖様・菩提寺から」の通りに、皆様が墓参においでになりました。冬はお花が長生きです。10日間ぐらいは美しいままです。そろそろ、いたんできたお花を下げます。
お檀家はお生花をお供えする役割!お寺はいたんだお花をおろす係です。
福性寺では、年末年始・12月末と1月初めには、ほぼすべてのお檀家が墓参においでになります。本当に、福性寺のお檀家は立派です。住職も姿勢を正さなくては!と考えます。姿勢を正す?心構えなどを改めて考えることでしょうか?正思惟ですね。
その中で、30年以上にわたり、墓参と檀信徒会費の納入のないお墓があります。お墓の前には「このお墓は無縁と思いますが・・・」と墓参者に寺にお寄り頂きたい旨の「立て札」が20年以上前からあります。風雨にさらされて、もう立て札の字がよくみえません。本当はご本尊様や住職とは「有縁」ですけれど。
お墓の中には50年近く前、盂蘭盆会(7月13-15日)のお檀家訪問=お棚経で、私が直接お布施を頂いたことのあるおばあさんが眠っています。手には、しわが多かったです。大学生の頃です(学生時代に初歩的な僧侶資格を頂きました)。30年以上前から、お手紙を差し上げても、転居先不明でかえってきてしまいます。
そろそろ、永代供養として墓地を更地にして、美しいお花の咲く樹を植えようかな?と考えています。