真言宗豊山派白王山中台院福性寺真言宗豊山派白王山中台院福性寺
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2020年1月9日

令和2年初めのお墓 と 墓参のないお墓

二日前(1月7日朝)、半数以上のお墓に供花があります。すでに、古くなったお花は下げました。

令和元年・2019年12月30日 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5034

「初詣・初参りはご先祖様・菩提寺から」の通りに、皆様が墓参においでになりました。冬はお花が長生きです。10日間ぐらいは美しいままです。そろそろ、いたんできたお花を下げます。

すべての墓所に供花があります

比較的新しくお檀家になった皆様の墓域 私が住職になってからお檀家になりました すべての墓所に供花があります 令和元年もお檀家が増えました 誠に有難うございました 今年もお檀家になるご予約を頂いております

お檀家はお生花をお供えする役割!お寺はいたんだお花をおろす係です。

福性寺では、年末年始・12月末と1月初めには、ほぼすべてのお檀家が墓参においでになります。本当に、福性寺のお檀家は立派です。住職も姿勢を正さなくては!と考えます。姿勢を正す?心構えなどを改めて考えることでしょうか?正思惟ですね。

その中で、30年以上にわたり、墓参と檀信徒会費の納入のないお墓があります。お墓の前には「このお墓は無縁と思いますが・・・」と墓参者に寺にお寄り頂きたい旨の「立て札」が20年以上前からあります。風雨にさらされて、もう立て札の字がよくみえません。本当はご本尊様や住職とは「有縁」ですけれど。

お墓の中には50年近く前、盂蘭盆会(7月13-15日)のお檀家訪問=お棚経で、私が直接お布施を頂いたことのあるおばあさんが眠っています。手には、しわが多かったです。大学生の頃です(学生時代に初歩的な僧侶資格を頂きました)。30年以上前から、お手紙を差し上げても、転居先不明でかえってきてしまいます。

そろそろ、永代供養として墓地を更地にして、美しいお花の咲く樹を植えようかな?と考えています。

 

 

 


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