5月30日NHKの大河ドラマ「青天を衝け」の中で、平岡円四郎(堤真一さん)が徳川慶喜(草彅剛さん)に言っていました。「尽未来際・・・どこまでもお供つかまつりまする」武士道ですね。
「尽未来際」しびれましたね。お寺でよく唱える言葉ですから。仏教用語です。毎朝、以下を唱える人もいます。「弟子某甲 尽未来際 帰依仏 帰依法 帰依僧」
「尽未来際」は未来の辺際をつくすという意味で、未来の尽きるところ、未来永劫(日本語大辞典、講談社)、未来永遠(広辞苑)、永遠の未来、永久に、の意味です。弟子某甲以下は「仏弟子の自分は、未来永劫、三宝(仏法僧)に帰依します」という意味です。ほとんどの真言宗の儀式(得度など)で、また「真言宗式結婚式」でも唱えます。
ところで、男性は女性に、女性は男性に言ってはいかがでしょうか?また、同性にでも構いません。「尽未来際!君を大切にします」と(笑)カッコいいと思いますけれど。新婚や婚約中の皆様!いかがでしょうか。住職は発想が古いですか?=骨董品ですか?
断固!カッコいいです。尽未来際(じんみらいさい)!発音してみて下さい。
得度にふれています。
平成30年2018年6月28日2018年7月シアトル高野山・・・ https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1459
真言宗式結婚式
平成28年2016年5月8日結婚式の戒師を務めました・・・https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/77
平成30年2018年4月28日 結婚の奉告(・・・)法要 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1239