真言宗豊山派白王山中台院福性寺真言宗豊山派白王山中台院福性寺
  • おばあさん、おじいさんとも歩きたい(陳情中)

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2018年8月15日

毎年、終戦の日には、「堀船地区遺族会」から永代供養頂いておりますお位牌を前に読経します。お位牌には「大東亜戦争戦病没殉難群霊」と書かれています。読経後、瞑目して故人のお声を聴くようにしています(2017年12月9日の記事をご参照下さい)。なお、堀船地区の戦病没者は107名です。左は永代供養でお預かりしております福田家と佐藤家のお位牌です。

本日朝のお位牌です 

本日朝のお位牌です お檀家全体の仏様のお位牌は戦没者のお位牌の後ろにあります


2018年8月13日

お酒に対する評価が高くないと前々回書きました。その理由は、お酒による多くの不幸を目の当たりにしているからです。お檀家でも、数年にお一人、若くして、アルコール(依存)症で亡くなる方がおいでになります。アルコール症が原因の離婚などは、よくあります。つまり、ご家族を不幸にしています。アルコール症患者の失業も普通です。また、アルコールは肝炎や肝硬変の原因であると同時に、食道癌、口腔癌の最大の原因です。つまり、過度の飲酒により、家族・お金・健康を失ってしまいます。なーんだ、そんなことか!でしょうか?

飲酒後、記憶がなくなり、何度も電車を乗り越してしまうのは、アルコール症の最初の段階と言えます。アルコール症は、本人の自覚が足りないから!本人がだらしないから!と、本人をことさら強く非難する人がいます。人格攻撃ですね。しかし、これは意味がありません(治療に役立ちません)。実は、一つの病気ととらえるべきで、専門家によるアドバイスの下、人間関係・治療などに工夫が必要です。ご家族の中だけで悩まずに、専門家を受診して下さい。ご家族だけででも、専門家を受診して下さい。去年、半年間アルコール症のクリニックに通い(コンサルタントとして)、非常に勉強になったことを思い出します。

お通夜の食事 これからアルコールがでてくるのでしょうか?

お通夜の食事 これからアルコールがでてくるのでしょうか?

次回はアルコールと食道癌・口腔癌と心・脳血管障害について書きます。アルコールは、IARC・国際癌研究機構(WHOの外部組織・Lyon・リオン)により、ヒトに対する確かな発癌性が認められています。以前、アルコールと食道癌について、リオンに招かれたことがあります。法務(寺の仕事)のために、行くことができませんでした。このため、東京でIARCからの派遣医師と日本消化器内視鏡学会の幹部の前で講演したことを思い出しました。リオンで、さらに勉強をしたかったですね。この派遣医師と王子駅近くのイタリアレストラン(ベルモントII)で、夕ご飯を食べました。フランス人の彼は赤ワインを飲みました。


2018年8月12日

明日(8月13日)午後、臨時に墓地の木々の消毒をします。今年4回目です。蚊(ヒトに対する)とコガネムシ(ツツジの木に対する)による被害がひどいためです。どちらも異常発生です。消毒は短時間で終わります。ヒトには問題となることがないか少ない消毒剤(スミチオン)です。しかし、墓参のおりには、お気を付け下さい。

今年最後の消毒は、秋のお彼岸会の直前に行います。

虫よけスプレーは本堂玄関と庫裡(くり・住職の住まい)にあります。ご遠慮頂くことなく、ご使用ください。

黄色のリコリス(彼岸花の仲間)が咲いています

黄色のリコリス(彼岸花の仲間)が咲いています


2018年8月10日

お通夜には、美味しい夕ご飯とお酒がつきものです。また、お墓に、ワンカップの日本酒がお供えされていることがあります。お檀家の皆様には、墓地に撒くか、お供えした後、お持ち帰りになるようにお願いしています。

ところで、釈尊の考え方に共鳴する人(仏教者)が守るべき基本的な五つの戒(在家五戒)の中に不飲酒があります。五戒とは五つの約束ですね。五戒については、2018年4月28日の記事でふれています。この五つの約束とは、1.不殺生(フセッショウ)殺さない。2.不偸盗(フチュウトウ)盗まない。3.不邪淫(フジャイン)不適切な関係を結ばない。4.不妄語(フモウゴ)嘘をつかない。5.不飲酒  酒を飲まないです。お酒を飲まないこと以外は、日本人に深く根を下ろしていることばかりです。最近の日本人では、不飲酒を除く四戒が少し揺らいでいるという人もいます。日本人から正直さがなくなってきた!と話す人がいますね。そうでしょうか?

不飲酒・お酒が問題です。住職はお檀家のお通夜、お葬儀の後の清宴では、お酒を飲みません。しかし、結婚式などのお祝いや、友人との懇親会では、この限りではありません。それでも、住職は「お酒」を決して高く評価していません。「酒は人生の友!」、「酒なくして、なんの人生ぞ!」などとは、決して考えていません。次回にもう少し書きます。

通夜の後の夕ご飯 ビールや日本酒があることが普通です

お通夜の夕ご飯 ビールや日本酒があることが普通です お客様を歓迎するためにはお酒が必要でしょうか?

 


2018年8月4日

最近、男性も日傘をさす方が増えてきた!との新聞記事を見ました。

日傘男子と言うようです。住職もここ10年以上は日傘を使用しています。先代住職(昭和54年・1979年亡)も日傘を使用していました。ゴールドの緻密な生地でできていたことを思い出します。当時の僧侶は、パナマ帽を制帽のように使っていました。もちろん、先代住職もパナマ帽も使っていました。また、東南アジアの僧侶も日傘を使っていますね。日傘僧侶でしょうか?

実は、日光(紫外線)は、老化を進めます。これを光老化・photoagingと言います。Human Pathologyと言う医学雑誌に、皮膚の光老化に関する論文を発表したことを思い出します。日光の曝露部(光のあたるところ、顔・首・手背など)では、皮膚の老化の指標(染色体末端のテロメア)が短く(老化が進んでいる)、前癌病変のある曝露部では、さらに短いことを証明しました(平成26年・2014年)。つまり、光老化により癌が発生しやすくなることを説明しました。過度の日焼けは、避けたいです。日傘のご使用をおすすめ致します。

ところで、大きな法要(釈尊・お釈迦様・ブッダの教えを学ぶことで、もちろん年回忌法要、開眼法要を含みます)では、赤い大傘(朱傘・野点傘・つまおりのだてがさ)を通常1本(和傘ですから一張り?)使用します。導師様!にさしかけています。お導師様のしるしですね。しかし、住職は一生、朱傘の日陰に、はいることはなさそうです。大きな法要の導師になることはありませんから。法要前の屋外のお練り(行列)では、少しだけ日の射すところを歩いて、お導師様より老化することになります。

導師様用の朱傘

導師用の朱傘 傘の周囲が丸く安全になっていることが多いです


2018年7月28日

「伝統音楽(声明・しょうみょう・平安時代のしらべ)、紙芝居とフルート演奏を楽しむ会」は、曇り空の下に始まり、台風による暴風雨の前に終わりました。たくさんのお檀家、「堀船郷土史を語る会」や「アドリブ」関係の皆様においで頂き感謝致します。

お檀家以外のたくさんの皆様に声明をお聴き頂き、「感動しますね」とお褒め頂きました。有難うございました。もちろん、住職は声明の専門家ではありませんけれど。

それにしましても、紙芝居の語りは素晴らしいですね。大きな笑いも何度もありました。法話もこのようにありたいです。また、フルート演奏、特に日本の抒情歌には、毎回感動しますね。住職にとりまして、本日は本当に善い一日となりました。皆様に重ねてお礼を申し上げます。

大型紙芝居

大型紙芝居「三枚のお札」内田眞弓様

紙芝居

フルート演奏 井上秀美様


2018年7月27日

「緑陰 子供・大人会:伝統音楽、紙芝居とフルート演奏を楽しむ会」は、明日・28日(土曜日)です。13時開場、14時開始、15時終了予定です。

明日は台風が来るようです。気象庁も予報にあまり自信がないようです。経験したことのないコースをたどるためらしいです。

本ホームページの7月21日の記事に、お大師様(弘法大師)の「祈雨の法」について書きました。その後、北区では24日夜と25日未明にかなりの雨が降り、猛暑が去り涼しくなりました。今日、八重の蓮の花が咲いていました(写真左)。

明日は大切な会(フルートコンサート)がありますから、「止雨の法」をお大師様にお願いしたいです。お大師様にあいたいですね。なお、風が強くなりますと、蓮の花は簡単に散ってしまいます。

お大師様が1240年に神泉苑で行った「請雨経法」は、「祈雨の法」であり、「止雨の法」でもあるらしいですね。DSC_0166

客殿入り口にポスターを貼りました

客殿入り口にポスターを貼りました


2018年7月26日

「緑陰 子供・大人会:伝統音楽、紙芝居とフルート演奏を楽しむ会」は、今週の28日土曜日に開催されます。13時開場、14時開始、15時終了予定です。

                         

スリランカの奨学生(仏教徒海外奨学基金)が描いた七つの蓮です

スリランカの奨学生(仏教徒海外奨学基金)が描いた釈尊と七つの蓮の花です

プログラム

〇声明(しょうみょう・ふしをつけた経典、平安時代のしらべ)四智梵語(仏の智慧をたたえる讃歌)と太鼓伴奏つき般若心経 福性寺住職他(10分)

〇紙芝居 「三枚のお札」内田眞弓様(15分)

〇フルート演奏とトーク 井上秀美様(20分)演奏曲目:椰子の実、おぼろ月夜、チャルダッシュ、思い出し歌のコーナー(どんぐりコロコロ等)、涙そうそう

〇参加費 無料 どなたでもご参加頂けます。 茶菓付きです。本堂左の客殿入り口からお入り下さい。

 

 

 

 


2018年7月23日

平成21年(2009年)までは、今日7月23日(午前10時開始)が福性寺の施餓鬼会でした(「福性寺の歴史」第5版112ページ)。

東京の夏の気温が上昇して、特にご高齢の皆様には、危険段階になりました。このため、総代様とご相談の上、4月23日に日程を変更しました。4月の施餓鬼会は快適です。施餓鬼会法要の中で施餓鬼壇に向かって住職の奉読する「施餓鬼過去帳の文」を見ますと、「…附け施餓鬼塔婆供養の…」とありますので、本来は盂蘭盆会に付属した行事と思います。しかし、施餓鬼は随時行ってよい行事です。

福性寺の施餓鬼会法要の中では、説解師・司会の榎本僧正(栃木県佐野市)が毎回「施餓鬼過去帳の文」の奉読の前に、その説明があり、「それでは施餓鬼過去帳の文をお聞きください!」と説解頂きます。住職は榎本僧正の前で一字も間違ってはいけないと、「施餓鬼過去帳の文」をとても緊張して読んでいます。榎本僧正は日本の最難関の大学を含め、多くの大学・大学院で真言学・仏教学・インド哲学を学んでいます。住職は榎本僧正に仏教の世界の漢字の読み方(呉音か漢音か)などを何度もご教示頂いております。榎本僧正は、住職よりもだいぶ若いのですが、心から尊敬しています。

施餓鬼過去帳の文 口語の施餓鬼過去帳の文があるといいですね

「施餓鬼過去帳の文」 皆様にも容易にご理解頂ける口語の「施餓鬼過去帳の文」があるといいですね

今日の7月23日の午前中から、30度を超す暑さを考えますと、施餓鬼会の日程変更は仏教の世界らしく合理性がありましたね。


2018年7月21日

今年の夏のように、高温と晴れの日が続きますと、お大師様(弘法大師)の雨ごいのご祈祷を思い出します。1200年前のことです。大干ばつとなり、農民の苦しみは大変なものでした。当時の日本人の大部分は農民でした。つまり、全ての日本人が干ばつに苦しんでいました。

天皇の詔(みことのり)により、お大師様は神泉苑(皇族のための庭園、真言宗のお寺となっています)で、雨ごいのご祈祷をされました。すると、今まで太陽が煌々と照り続いたにかかわらず、雲があつくなり、3日にわたって、適度な量の雨が降りました。お大師様による「祈雨の法」は、素晴らしいです。お大師様は、観天望気・気象学にも優れていたのでしょう。

現在でも、神泉苑は京都にあります。お大師様の時代より、神泉苑はだいぶ狭くなっています。京都にお出かけの節は、是非とも参拝して下さい。東寺などと並んで、お大師様ご自身が歩いたところですから。

室戸岬 明星来影寺 青年大師像

高知県室戸岬 明星来影寺 青年大師像 とても大きいです 入唐前のお姿です 福性寺住職が撮影しました

 


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