私の時間のある時においでになりました。お一人でした。ご家族に心配をかけたくなかったのでしょうか。同じ用向きで二回目のご来寺です。
「また入院して治療が必要です」と主治医から言われたとのことです。前回のご来寺の時も、同様にお話になっていました。なかなか治療がつらいらしいです。
前回は「がん専門のセンターか別の大きな病院でもう一度診てもらって下さい」とアドバイスしました。セカンドオピニオンですね。
今回は「がんセンターでも結論は同じでした」とのことです。とても誠実な生き方をしてきた旦那様です。どのようなお話をするべきかわかりませんでした。わざわざセカンドオピニオンの結果を報告にご来寺頂いたようです。
もちろん故人であるご両親様とご先祖様にお願いがあったようです。お墓を清掃後、お参りをしていました。長い時間、墓地のベンチにお座りでした。
ご帰宅の時、ちょっとつらそうです。
ご病気の治療の中身に関しては、何もお話ができませんでした。少しでもお身体が楽になることをアドバイスできるとよいのですが。
「治療をしたことのない病理医・研究者」です。臨床医ならば・・・とつくづく思いました。
令和2年2020年10月17日「病気になったことを家族が責めるんですよ!」セカンドオピニオンにご来寺https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7257
令和3年2021年8月20日電話での医学相談 「標準治療」をおすすめしましたhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/9740
令和元年2019年11月17日乳癌・にゅうがん続編 女性にも男性にもお読み頂きたいお話 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4722
平成28年2016年4月28日食道癌・食道疾患に関するセカンドオピニオン https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/48