葬儀のお布施を前もって頂きました。葬儀の予約です。特別給付金を加えてお布施にしたそうです。その時!頂ければよいですと「何度も」お断りしました。全く健康な独身の方です。その時はどうなるかわからないからと言うのです。何度か季節の墓参のおりにお聞きしました。
領収書を作り、葬儀の時のお檀家との「お約束書」を作りました。納骨時の石材店への支払いも寺が行う約束です。
最近、合わせて3軒のお檀家から特別給付金をお布施や会費にしたとのお話しを聞きました。今回は、つくづくお寺も姿勢を正さないと!と考えました。
言うまでもなく、お布施は覚りを得る(成仏する)ための六つの方法(六波羅蜜)の一つです。いまや、感覚としては「料金」かもしれません。しかし、仏となるための修行の一つと考えることはできませんか?「布施は修行である」と単刀直入に言う人もいます。
布施は金品からなる財施があります。また、法話の中で無財の七施(優しいまなざしなど)もよく聴く話題です。
以下にも無財の布施に関する記事があります。
令和2年2020年9月25日令和2年秋の彼岸読経会 六波羅蜜「こんな時こそ仏教ですね」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6975
令和2年2020年8月15日・・・言施・ごんせ/言辞施・ごんじせ https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6691