墓地を見まわると色々なものに気づきます。墓地の散歩は楽しいです。
去年12月、カマキリの卵鞘・卵を二つ見つけました。植木鉢のツツジの枝とお塔婆立てに付いていました。木の枝に産み付けられたカマキリの卵は、毎年見ているような気がします。
今年になってからツツジの枝の卵が枝ごとなくなっていました。どなたかが観察するために(?)お持ちになったようです。
カマキリの卵は普通は木の枝にありますね。地面から離れた細長いものや縦に長いものに産卵すると思っていました。
しかし、種類によっては、石・倒木など、どこにでも産卵するようです。石に付いた卵は、久しぶりに見ました。
去年は墓地で、例年よりもカマキリの姿を何度も見ました。12月になっても見ました。墓地に樹木を増やして大切にしているためと、勝手に解釈しています。
春の温かい日には、100匹ぐらいの子供のカマキリが出てきそうです。毎日、墓地に出かける楽しみが増えました。
カマキリを「拝み虫」というと聞いたことがあります。確かに鎌のような手(か脚、前脚)を拝むように動かします。しかし、その手はノコギリのようなギザギザ付きですから、とても拝むようには見えません。「拝み虫」と思ったり感じた人がいるとは、とても思われません。言わば拝む手の中に刃物ですから。実際、子供のころ、カマキリの鎌・前脚に指を挟まれ、とても痛かったことを覚えています。血が出たかは覚えていません。
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