「小鳥が木にいっぱいですがお花に栄養があるんですかね?」1月2日早朝に、墓参のお檀家からお聞きしました。エー!寺の住職、坊さんです。また、病理医は生きている患者さんを直接診察しないんです。病理解剖はしていましたけれど。栄養のこと知らないんです。もちろん栄養士ではないし。
「質問はありますか?」といろいろな皆様にいろいろな機会にお尋ねします。しかし予期しないご質問が多いです。
以前「予言者なんですか?」という質問もありましたけど(苦笑)。お子様からのご質問は、本当に楽しいですが困ります。
たくさんの野鳥が椿(つばき)の花を食べているので、それをご覧になって不思議に思われたようです。しかし、即答できずに、調べておきますとお話しました。今ごろ、お答えすることをお許しください。
人にとっての食用花エディブルフラワーは、結婚披露宴やフルサービスのレストランなどで見ます。食べてみますが、味とか香りはあまりないです。食べ残す人がいます。ウエイター・ウエイトレスさんによる料理の説明のあるレストランでは「食用花です」と教えて頂いたことがあります。説明がない時には、単なる飾りかなと。
お刺身に黄色の「食用菊」は当たり前に見ます。寿司店、料亭や割烹旅館で、菊の花をそのまま食べて奥歯で噛みしめると、ちょっと苦みを感じて大人だけがわかる味!とか、大人になったような気分を味わうことがあります。大昔に大人になっていますけれど。もちろん、お醤油に花弁を散らして食べることもあります。抗菌作用や解毒作用があると聞いたことがあります。解毒作用?本当ですかね。
しかし、食べる花の量が限られていますので、野鳥にとっても人にとっても、栄養になることは、ほとんどないのではないかと思います。
「菜の花」のおひたしは、春を感じます。菜の花パスタも春先にはよいですね。
客殿前の椿の木は、ほとんど花弁を食べられてしまいます。美しく咲いていることがないです。山茶花(さざんか)の花は食べません。椿とは、味、格が違う?
野鳥にも、人と同様に、花をめでる・花を観賞する気持ちがあるとよいのですが。
コノハズク(福性寺には来ません)の「ブッポウソウ」は「仏法僧」、ウグイス(福性寺に来ます)の「ホウホケキョ」は「法、法華経」とか、仏教の宣伝担当みたいな野鳥もいますけれど。
お子様からの質問 予言者?
令和2年2020年12月25日パンデミック予言 「おみくじ」大吉と石田三成 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7644
病理医について
令和3年2020年5月7日医療従事者に特別手当の支給を 病理医としては臨床医がうらやましいhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5990
令和元年2019年9月1日 生検(せいけん)を正見(しょうけん)? 外科病理学?https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4179