福性寺の最も北側の墓地から隅田川までは、直線距離で60mです。以前は荒川と呼んでいました(昭和40年1965年まで)。現在は岩淵水門からの元の荒川放水路が荒川です。山門から白山堀公園を通り、堀船周回路のスーパー堤防の下の水辺までは徒歩では200mです。
天気のよい日には5、6人の太公望が釣りを楽しんでいます。
直径20㎝ほどの布製のバケツの中を見ますと、きれいな水だけで魚はいませんでした。なかなか釣れないのかな?と思いました。ところが、太公望のお一人が「それは手を洗う水です」と。
ご自慢の写真を見せてくれました。魚の大きさに驚きました。コイでしょうか?
「食べちゃったんですか?」(笑)本能的にコイの「うま煮」を思い出しました。「いや、キャッチアンドリリースですよ」とのことでした。
以前ですが、寺に出入りの大工さんに貸し切りの釣り船に誘われました。あたりまえですが、釣り船に乗っていますので、船頭さんが釣りをするようにと言います。私は魚を食べますが、釣りはしません。しかし、船頭さんに説明するのも面倒なのでエサをつけずに糸を垂らして時間の経つのは待っていました。つまり、お昼ご飯待ちです。
船に乗る前から船頭さんの揚げる「江戸前天ぷら」だけ!を期待していました。アナゴ、メゴチ、キス、クルマエビなどですね。船が出る前に船頭さんが下ごしらえをしていたものです。
広々とした東京湾でよく冷えた日本酒(クーラーで私が持参)と天ぷらを大工さんたちと食べました。気分がよかったです。
荒川放水路について 令和元年2019年10月17日洪水 岩淵水門 王子ポンプ所とみやぎ水再生センター https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4538