一昨日、慈恩寺と玄奘三蔵塔に参拝をしてきました。福性寺から車で40~50分の距離です。
5月5日の玄奘祭は、縮小して行われたようです。近隣のお子様方が「孫悟空ファッション」で参加する稚児行列は行われませんでした。。
玄奘三蔵については何度も書きました。
孫悟空の稚児衣装。平成29年2017年5月6日 玄奘祭・・・ https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/482
霊仙三蔵について。 平成29年2017年8月22日 三蔵法師 さいたま市の墓所 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/655
大唐西域記 平成30年2018年12月14日西域の砂嵐 玄奘・・・三蔵https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2161
令和元年 2019年5月6日 住職の休日 玄奘・・・祭 老人ホーム訪問 そして...https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3369
玄奘三蔵のお骨。 令和3年2021年1月1日令和3年2021年新年読経会・・・玄奘三蔵の分骨https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7780
令和3年2021年6月21日・・・玄奘三蔵塔の参拝 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/9327
慈恩寺様ではお線香をお供えした後、本堂の玄関で、玄奘三蔵が翻訳した「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」を読みました。新型コロナウイルス感染の防止のために、本堂にあがって読経はできません。
玄奘三蔵霊骨塔は慈恩寺様から歩くと数分です。車では回り道となり1Km ほどのところにあります。
私は年に1、2回は出かけます。今日も玄奘三蔵塔の周囲は静かです。特に今回は、参拝の皆さんは、誰もいませんでした。
塔の前で灯明とお線香をお供えして、慈恩寺様と同様に「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」を読みました。
ちょうど昼食が終わった時間で農家の皆様が塔の周囲で休んでいました。
出かけまして、心が休(安)まりました。
50年ほど前、初めて父母や家族と玄奘三蔵塔をお参りしたころよりも、唐門、玄奘三蔵像やマニ車など、いろいろなものが増えています。置きロウソクやお線香、マッチなどもあります。当時は、お線香などを持参して参拝していました。
父がとても出かけたい場所、お気に入りの場所でした。父はシルクロードのオアシス国家ウテン(ホータン)の言葉を一貫して解読・研究し、辞書も作っています。玄奘三蔵は帰途にウテン国を訪れたことがあります。父には思うところがあったのであろうと思います。
昭和52年1977年1月に慈恩寺様を参拝した父などの写真が「福性寺の歴史第8版」にあります(p. 92)。