昨日から「東京盆」です。雨天にもかかわらず墓参の皆様がおいでになります。健康にご留意頂き墓参においで下さい。
参道に立ってお檀家と世間話をします。営業?マー、そんな感じです。昔ばなし、旦那様のご病気のお話やご兄弟のお話などをお聞きします。
ところで、お墓は不要という人がいますね。境内に墓地を持つお寺としては、ちょっと残念です。しかし、樹木葬や納骨堂(広い意味でのお墓)にも、お参りは盛んです。形にかかわらず、やはりお参りは、これからも続きそうですね。
お参りする場所は、お家から近いことがご家族の心の安らぎ・安心につながると考えています。
お墓にまつわるいろいろなお話が伝わってきています。
例えば、猪俣公章氏(昭和13年1938年~平成5年1993年、レコード大賞の作曲者)が、初めてのヒット曲(女のためいき)による収入で、念願、ずっと以前から願っていたこと、であったお墓を菩提寺に改修したと読んだことがあります。
西日暮里の有名進学校から金銭的に苦労しながら大学を卒業し、成功して、最初にお墓をつくった!いいお話と思ってきました。お父様お母様、お祖父様お祖母様への愛情を感じます。
お墓がなくなると、多くの日本的な物語やお話が遠い存在となってしまうのでしょうか。
令和4年2022年5月11日長い留守をよろしくと電話 そしてお墓 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/12106
令和3年2021年9月17日樹木消毒(虫刺され予防)墓地のないお寺 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/9965