最近、お寺の運営というよりも経営を心配してくれるお檀家がいますね。「お寺をやっていける檀家数は〇百軒らしいですね?」具体的ですね(笑)「福性寺さんは、大丈夫ですか?」どこで聞いてきたんですかね?まあ、今のところ何とか。庫裡(くり、住職住まい)の床がぬけそうなところがありますけれど。
でも永年のお付き合いで本当に心配してくれています。「地方では住職の居ない寺が増えているんですか?」。マスコミが取り上げていますね。ネット情報かしら?
何度か書いてきました。福性寺は、明治時代は無住職寺でした。大正6年から上東野昭良(かとうのしょうりょう)師がご本寺(足立区江北恵明寺)の藤本饒誉師の弟子となり、同時に福性寺を任されました。
大正10年に上東野師が亡くなりましたので、また無住職寺となりました。上東野師は父の叔父です。
父は大正9年から福性寺におりましたが、住職資格がありませんでした。寺は5年間無住職寺となり、昭和になりましてから鳥居敬誉猊下が15年間住職を努め、昭和15年に本来の上東野師の後継者である父と交代しました。20年間福性寺に復帰できませんでした。
元来、福性寺は敷地や墓域が狭く、お檀家数は「無住職寺クラスの寺」(笑)だったんですよ。お檀家数としては今もそれに近いですけれど。
ご心配頂きありがとうございます。
墓地の清潔を心がけています。お彼岸前の日曜日です。本堂玄関をあけています。ご本尊様を直接拝むことができます(無反射ガラスごしです)。墓参においで下さい。
令和2年2020年2月11日「住職!カッコ悪いよ!」: https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5388
令和4年2022年1月25日寺院・神社の統廃合 江戸時代の梶原堀之内村では? 江戸名所図会の梶原塚 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/11057
令和4年2022年4月8日「仏教の日」「他のお寺のブログを読みますか?」タオヤメ桜(仮)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/11822