不活動宗教法人に対して、積極的に解散を進める方針が文化庁と都道府県が公表しました(文化庁宗務課「不活動宗教法人対策マニュアルの改訂」令和5年2023年12月)。
以下で解散となるようです。毎年の提出が義務である現況報告書の2年以上の不提出、法人役員との連絡がとれないなどです。また、代表役員(寺では住職)がいない、礼拝施設がない、宗教活動(定義が難しい)をしていないなどです。あたりまえかなと。これほどの項目をそろえて解散となるようです。無謬性!の追及の結果でしょうか。
解散した後に異議があれば再検討するだけ(ゆるい?お寺感覚ですか?)ではいけないみたいです。
不活動宗教法人の判定は都道府県が行うそうです。解散命令は裁判所からです。
福性寺でも収支決算書や財産目録を毎年東京都に提出しています。また、包括宗教法人である真言宗豊山派に活動報告書を提出しています。
報告書などの提出は当然と思っています。しかし、チェックする側(公務員さん)の人手不足でチェックが充分にはできていなかったようです。
今回、文化庁は前年比74倍(新規事業みたいな額です)の「不活動宗教法人対策推進費」を計上したそうです。去年まではとても少額だったわけです。
それでも提出を忘れた時は、東京都から督促は来ていましたね。
令和5年2023年7月5日お寺がつぶれた?ご安心のために書きますhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/18714
令和5年2023年10月25日宗教法人に税を!という意見https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/20330
平成30年2018年3月6日総代様会 透明性の高い宗教法人会計 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1036