文末にコガネムシの幼虫の写真があります。ご不快の皆様は最後まで見ないで下さい。
ツツジの花が終わり葉の茂るころ、毎年、コガネムシが大発生します。一日に20匹!捕まえたことがあります。小学生が喜んで持ち帰ったことがありました。
ツツジの木を揺らすと、カラカラと乾いた音を立てて地面に落ちます。そのまま、「死んだふり」をしています=人間には死んだふりのように見えますが正しいでしょうか?擬死です。ちょっとたつと、5秒?、動き出して、やわらかい土や石などの下に潜り込んで隠れます。
大発生の時は、マコト造園土木さんに樹木の消毒をお願いします。コガネムシは全身に堅いコートを着ているような体ですから消毒薬をはじいてしまいます。効果はあまりありません。
消毒薬の付いた葉を食べるとようやく効果が出てきます。その時は、葉は穴だらけです。
幼虫は土の中にいます。たまたま掘り出したりすると、いつも丸くなって動きません。これも死んだふり(擬死)ではないでしょうか?新・珍学説?幼虫も擬死する!=成虫の擬死しか聞いたことがありません。
このため、掘り出したとたんは、ノビノビとした姿を見たことがありません。で、ちょっと時間がたつと写真のようなノビノビとした姿で隠れるために動き出します。子供でも成虫でも遺伝子は同じですから、擬死は得意なようです(笑)防御反応も同じですかね。感心します。
ツツジの植木鉢にコガネムシの幼虫が数匹いると、開花した後、ツツジの木から葉芽が出てくることがないか小さな新芽です。また、夏から秋には枯れてしまいます。こんな時、根が食べられたあとですから、簡単に木を抜くことができます。本当に食欲旺盛です。食欲抑制剤(最近ヒトでは売り出されました)がほしいです。
毎年!数本の枯れた木を植えかえることになるので経費が大変です。
今年は、成虫になる前に対策をしようと考えています。
コガネムシ:黄金虫がたくさんいるといっても、福性寺の会計は潤うわけではありません。反対にマイナスになります。赤金虫とか黒金虫です。しかし赤金も黒金も価値がありそうです=つまらないことを書きました。
釈尊(シャカ)が子供のころ、畑で掘り起こされた虫を小鳥がついばみ、その小鳥がタカに襲われるのを見た説話がありますね。あまりイジメたくないのですが。
令和4年2022年7月22日庭掃除のおじさん?虫捕り住職 菩薩は宝冠(ほうかん)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/13203
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以下にコガネムシの幼虫の写真があります。