「真言宗豊山派宗報」6月号令和6年6月10日発行に以下の記事があります。

令和6年度北米居士林御親化執行。要約しました。以下、皆様に読んで頂きたいと思います。もちろん、文章責任は私です。

12年ぶり、令和6年4月に、ロサンゼルス・シアトルの佛學明月居士林でのご親化が執行されました。佛學は、ほぼ仏教という意味です。

海外の居士林との交流は、大正13年1924年5月に、時の猊下であった権田雷斧師が中華民国広東省潮州市において、灌頂を開筵されたことに始まります。開筵（筵：むしろ）法要の開かれる新たな場所です。その後も交流がありました。

以下の香港仏教真言宗居士林HPの「影音典藏・檔案倉・記念古照」もご覧下さい。モノクロの集合写真の中央が権田猊下です。また、香港人林友の行事や般若心経のビデオがあります。とても真面目で熱心です。

香港佛教真言宗居士林 | 香港佛教真言宗女居士林 | 東密 | (buddhistmantra.org.hk)  https://www.buddhistmantra.org.hk/

なお、対岸にある台湾は明治28年1895年から下関条約により清国から日本が譲り受けています。辛亥革命は明治44年1911年です。

この流れの皆様が、ベトナム佛學明月居士林を昭和22年にサイゴンで開きました。昭和49年には法類の鳥居敬譽猊下（昭和の初めの福性寺住職）がご親化に訪れています。

ベトナム戦争後、サンフランシスコ、トロント、ロサンゼルス、シアトルに佛學明月居士林を開いています。

今回は、そちらで管長猊下一行が法要を厳修しました。とてもよい関係です。

平成17年2005年4月10日鳥居慎誉猊下（中央）香港ご親化記念写真 居士林前 法類15人が参加しています 中列左端が私です 行事のあとの懇親会では香港人の林友の皆様は不飲酒不喫煙でした 当たり前とは言え誠にご立派でした 

ところで私も平成17年の鳥居慎誉猊下（法類会長です）による香港居士林ご親化に参加しています（写真）。文字通りの枯れ木も山のにぎわいでしたけれど。

町の中の「おねり・行列」をして香港居士林のビルの中での法要・行事となりました。観光はせずに折り返しで帰国しました。2泊でした。

福性寺の本堂の扁額は権田雷斧猊下によります。福性寺の寺宝といえると思います。

扁額を見においで下さい。

令和4年2022年4月27日紫の幕 「白王山」の山に点？！本堂扁額のドロバチの巣 自然がありますhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/12014

本ホームページにも扁額の写真があります。

「境内のご案内」https://fukushoji-horifune.net/precinct/

福性寺に関する解説本「福性寺の歴史」にも欠かせない写真です。第9版65ページ。

平成29年2019年9月16日蓮と真言宗の里帰り 権田雷斧師https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4280