昨日、故人の大学時代の同級生の墓参がありました。
「新〇家の墓参をしていいですか?」故人の奥様から菩提寺を聞いたそうです。
お檀家からのOKがないと、案内できません。
「池袋からきました」とのこと。線香を点けてお墓に案内しました。「素朴なお墓で故人らしい」とのこと。同意します。
墓前で話しました。「日本大学芸術学部」だそうです。「さいたま市大宮区の高校出身ですが高校はちがう」そうです。
「なんで遠くに住んでいるのに、東京の寺にお墓があるんですか?」不思議そうです。120年以上前からのお檀家です。お寺感覚(笑)では、当たり前なんですけれど。
理趣経の百字偈(優れた修行者は・・・)をよみました。その大意を説明しました。お戒名の意味も説明しました。
私は滅罪寺の住職ですから、お檀家やその周辺の皆様の安心をはかり、ちょっとだけ仏法を説明することが仕事です。
墓碑の中の故人のお戒名が入るようにして、同級生の記念写真を撮りました。「写真を撮っていいんですか?」もちろんです。本堂内でもOKです。
私は庫裡(くり:住職住まい)に引き返しましたが、しばし墓前でお祈りをしていました。「故人の供養=友人の死後を思いやり、心配して気づかう」とても美しいと思いました。
友人が墓参に来寺することは多くはありません。ご立派と思います。墓参にくる友人を持っていた故人も立派であると思いました。
今回ご来寺頂いたご友人は、心のレクレーション:安心できたのでしょうか。
福性寺のホームページのカバーページは航空写真となっています。お墓が見えると思います。見て下さいとお話しました。福性寺のショップカード(笑!名刺という人もいます)を差し上げました。
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