猛暑でした。2時から新盆供養法要でした。
たくさんの皆様にお集まりいただきありがとうございます。お子様が4人おいでになりました。お連れになったお父様・お母様ありがとうございます。

上、法要開始前 お塔婆は7尺と5尺です 下、全員で般若心経 仏讃歌「おちかい」よりも声が小さかったような気がします 般若心経を読みなれている読経会にご参加のお檀家の皆様とちょっと違う感じです 読経会にもご参加下さい
読経する式衆(しきしゅう)は、住職、副住職と院代の3人です。副住職は大学教授ですが「お寺大好き人間」です。院代さんも。あと私も!Me too!です。
読んだお経は、四智梵語(サンスクリット語・天竺てんじく・インド)、追弔和讃(日本語)、般若心経(漢文)です。水施餓鬼真言など(インドと漢文)です。
三つの言葉(インド日本漢文)です。つくづく三国伝来の仏教の性格を表していると思いました。朝鮮半島を追加することもあります。三国伝来は「日本にある仏教」をよく表していると思います。それぞれの国の影響があります。
盂蘭盆会の書かれたお経は中国大陸からです。中国大陸で撰述されたお経(偽経)に由来します。三国伝来ではない?「餓鬼道にある目連尊者の亡くなった母を供養する」に由来する!なんか釈尊(シャカ・ブッダ)的でない(笑)「日本にある仏教」では「分け隔てなく亡くなった方々に対する供養」です。
また「盂蘭盆会」この言葉の由来に関する説も多くあります。詮索しても意味がないですか?
なお、祖霊にお供物を捧げる習慣が今のお中元ですね。ありがとうございます。
盂蘭盆会と一緒に「付け(附属の)施餓鬼供養」が行われます。新盆供養法要でも行いました。

今年の精霊棚のモデル 最前列左からメロン・スイカ・トマトなど 「ハスの葉の上のご飯・仏飯(本来は不要です 4月23日の施餓鬼会と間違えました」「水の子(ハスの葉の上のナスのさいの目切りと洗米)」「閼伽水(あかすい、ハスの葉の上の水)」中央に9種類の総菜・デザート ナスの牛とキュウリの馬 左上にホオズキ 右にミソハギの花と竹 タタミの上はスーパーマーケットで売っている既製品のお盆セット お寺で使うわけではありません 一人住まいの皆様には便利かなと紹介し差し上げました
水施餓鬼の音読部分を要約します。以下のように説明をしました。
〇(漢文インド)曼荼羅の中の諸尊諸菩薩に帰依します。たくさんの仏様のお名前を個別にお呼びしています。「歴史上のシャカ・釈尊の教えに帰依します」との意味です。
〇(インド)無上の覚りを得ようと決心しました。
〇(インド)無上の覚りを得ようとするものは、如来と平等なり。お檀家ご信徒の皆様はすでに悟りへの途上にあります。
〇(漢文)飢え苦しむものたちよ!私たちは、今、仏の加護により、供養致します。
〇(漢文)私たちの修めた善と福(功徳)をすべての人に施して、ともに成仏・覚りをえたいと願います。
最後に、不明な点はホームページをご覧くださいとお話しました。
令和5年2023年7月2日例年通りの新盆供養法要 その前に突然外国人20人がご来寺https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/18731
令和元年2019年7月9日合同新盆供養法要 令和元年「おちかい」ビデオ 宗教収入は宗教法人の収入https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3861
令和元年2019年7月3日新盆供養法要は7月7日(日)2時から 迎え火送り火「何をやっているのですか?」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3797
令和6年2017年7月4日7月2日(日曜日)2時から 新盆供養https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/554