真言宗豊山派白王山中台院福性寺真言宗豊山派白王山中台院福性寺
  • おばあさん、おじいさんとも歩きたい(陳情中)
  • 仏教徒海外奨学基金

最近の投稿

カテゴリ

過去の投稿

2025年11月2日

個人に責任はない?

高市早苗氏が総理大臣となって時間が経ってきました。

石破茂前首相の「戦後80年所感」を読みました。読むようにサジェスチョンをもらったからです。

遅れた話題で申し訳ございません。また、以下、お寺のブログとしては不適切かなとも思います。

戦後80年、歴史認識は「引き継ぐ」 石破茂首相の所感全文:朝日新聞

最初に、石破前首相は「サイバーセキュリティ基本法」を成立させています。実績がないわけではないと思います。

さて、「戦後80年所感」についてですが、東アジア・太平洋戦争に至る道を「社会のシステムばかりに原因」を求めているような気がしました。システムを動かす人間・個人に言及が少ないです。この点が気になりました。

それと、石破茂首相の談話には「あまりにも時代の流れ」が強調され、個人の責任にふれていないと思いました。

盧溝橋事件は昭和12年1937年7月に中華民国の北平(=北京)市郊外の盧溝橋で発生した、大日本帝国軍と中華民国軍との軍事衝突です。

昭和13年1938年1月に当時の首相が「国民政府を対手とせず」と述べました。相手がいなくては、停戦できません。声明を出した首相には責任があると思います。

アジア・太平洋戦争は1941年12月8日マレー侵攻と真珠湾奇襲で始まりました。戦争を止めることができる立場(職責)の人、政治家・軍人が、戦争を始めた時、その人には敗戦の責任があると思います。

勝利の見込みのない作戦を立案して実行し、多くの将兵の犠牲を出し敗退した将軍には、作戦失敗の責任があると思います。

政治家や軍人の子孫の皆様がお元気ですから、子孫の皆様を気づかわれて個人名がないのでしょうか。

戦前とは言え、国民の幸福を願う「本ものの政治家・軍人」はいたはずです。石破茂氏も引用していますが、齋藤隆夫氏は、昭和11年1936年2・26事件後の粛軍演説、昭和15年の反軍演説による除名、その後の翼賛選挙で当選しています。暴力を恐れていません。勇気のある政治家はいました。

以上が石破茂首相の80年所感に関する読後の最初の感想です。

苗木販売の業者さんはポンテローザレモンと書いています でもレモンの香りは少しだけです 合計で3個なったようです

境内のレモンの実 苗木販売の業者のホームページにはポンテローザレモンと書いてあります 10㎝近くの大きさです でもレモンの香りは少しだけです 大きさは立派ですが「本もの」ではないかな!合計で4個なったようです でもうれしいですね

最近も「政治家の責任」という言葉を忘れたようなできごとにであいます。最近の事件は、お金や人間関係など、国政レベル、国運をかけた戦争からみると小さな事件ですが、「責任をとる」という言葉がなくなりました。少し呆れています。

ところで、我が身を振りかえると、責任を取って生きてきたのか心配です。「無責任住職」とは言われたことはないとおもいます。しかし、反省すべきことがは数えきれません。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

言うまでもなく、お寺のブログに不適切な記事かなと思います。おわびします。

もう一度「戦後80年所感」について気になった点を書きます。2・26事件と、特に政治家の責任について書きたいと思います。

盧溝橋、何度か出かけたことがあります。

令和5年2023年8月19日周口店博物館(北京原人)や盧溝橋(日中戦争の発火点)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/19479

令和5年2023年9月2日中華人民共和国 団体参拝 平成元年1989年10月https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/19573

福性寺内の慰霊碑と位牌。

令和7年2025年8月15日アジア太平洋戦争の終戦日の読経https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/30598

平成29年2017年12月9日12月8日 成道会 真珠湾奇襲tps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/866

レモン

令和4年2022年11月10日レモンの樹https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/14782

 


キーワード検索
カテゴリ
過去の投稿

ぜひ、福性寺のホームページをお気に入りに追加下さい。
最新情報を更新しておりますので、ご覧下さい。