冊子、史跡「梶原の渡し」最後の乗船客が完成して、社会福祉法人コロニー・コロニー印刷様から福性寺に到着しました。
すでに福性寺公式ホームページの「福性寺について」の「書籍のご案内」にアップしました(https://fukushoji-horifune.net/about/)
何度もこのホームページの記事にしてきました。
11月8日の合同講演会に参加の皆様に配付します。無料です。
檀家様信徒様にも郵送します。これも、もちろん無料です。
福性寺の近く、左の里道の先80mにあった「 梶原の渡し」は明治維新後の明治政府による殖産興業政策により堀船に新設された下野紡績王子支工場(後の三重紡績、東洋紡績王子工場)への通勤手段として、明治42年に開設されました。
「合名渡船場」という会社組織でした。
鎌倉時代からあった「豊島の渡し」や、江戸時代からの「小台の渡し」よりも後から始まりました。
豊島橋や小台橋の架橋など交通機関の発展、河川の汚染などにより、昭和36年に終了しました。
紡績会社への通勤、六阿弥陀詣で、駒込市場(駒込やっちゃば)への野菜の運搬、軍需工場への通勤や梶原銀座商店街への買い物にも利用されました。
現在でも、乗船したことがある堀船や宮城などの住人の楽しい思い出となっています。
写真26枚。37ページ。奇数ページに文章、偶数ページに写真があります。
定価500円(印刷実費の一部、送料は福性寺負担)。発行所は福性寺です。
12回の記事をまとめて冊子としました。
令和7年2025年2月9日梶原の渡し(1)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/26985
令和7年2025年2月28日梶原の渡し(12)現在の渡し跡 左岸https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/27284




