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2026年6月17日

お寺が何をしているのかがわかってきた

ありがたい言葉を理系の大学生から頂きました。ITを学んでいるとのことでした。

年回忌法要では、1.故人の生前の思い出 2.壇前普礼真言(ご本尊様に対する最初のご挨拶)と檀家様にも差し上げる塗香の説明 3.洒水真言(加持香水呪)の意味 4.四智梵語の大意 5. 時々、大師の入唐の逸話  6. 回忌の表白(日本語)7. 真言宗の焼香の意義(現世利益)(8. 時々、百字偈の大意)9.善哉(「せんざい」と発音します)を説明 10.毘盧遮那佛(「ひろしゃだふ)と発音)の説明 11A. 四十九日忌 般若心経の経題と色即是空 11B.一周忌 心経の羯諦羯諦(ギャーテー)を説明 11C.三回忌 塔婆とお斎(おとき)の順です。説明を加えます。仕事量が多く、なかなか一日にたくさんのご法事を執式することができません。

本堂西側の休息スペース サクラ天井になります 日中は日陰となります ここには日陰になる装置は作りません たまたま墓地境内庭の清掃担当さんがベンチを拭いていました 墓参にお出かけください 年回忌法要の前には担当さんがその檀家様の墓所を清掃します

もちろん、長い説明はできません。全く不十分だと思います。

しかし、四十九日忌の法要後、「ひとつ、ひとつ(私が)何をしているのか解ってよかった」これは、すでに大学生から通夜、葬儀でお聞きしています。

また、毎回の法要でも、多くの参列者の方からよくいただく言葉でもあります。それでも、若い大学生からの言葉でありがたかったです。

しかし、彼の言葉には、さらに続きがあったのです。「お寺が何をしているのかがだんだんわかってきてよかった」と言うのです。「エー!うれしいこと言いますね(ニコニコ)」

後から考えました。こちらのご家庭では、最後の不幸があったのは、40年以上前です。寺の住職と話すのは、大学生は初めてかもしれません。多分、葬儀への出席も初めてでしょう。年回忌法要への出席も初めてではないかもしれませんが、出席していたとしても、子供時代です。

私も全く不明(物事を見抜く力のないこと)でした。ある程度、寺や仏教とか、仏教的な習俗を知っている大人の皆様を対象に、毎回説明していました。つまり、葬儀や年回忌法要を知っている皆様を対象にお話をしています。これ!ダメだと気づきました。

つくづく、僧侶の役割は、何も寺や仏教に興味のない皆様に丁寧に仏教を、言葉をつくして説明することであると思いました。それにより寺の存在理由である「檀家様に安心(あんじん)をしていただくこと」が生まれてくると思いました。

実は、最近体調は十分ではありません。しかし、これからの檀家様へのお話に努力したいと改めて考えました。

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