本郷の法類寺院で法話をしました(7月8日)。タイトルは「老苦と認知症」です。認知症は単なる病気で「病苦」ですね。四つの解決の難しい事柄(四苦)のうち、二つをお話ししたことになります。子供の認知症はありませんので、「老苦」と「病苦」の関係は密接です。しかし、法類寺のお話では、何度も皆様に笑って頂くことがあって、時間がなくなり最後の「成年後見人制度」のお話まで到達できませんでした。ごめんなさい。
福性寺の住職の話は、いつでも抽象的なものはありません。とても具体的で証拠のあることばかりです。認知症には3種類あり、薬も異なります(専門医の診断が必要)。また、認知症患者の問題行動には、必ず理由があります。患者さんの行動をただ抑制するのではなくて、患者さんのお話を聞いて下さい。患者さんに、その行動の理由を尋ねてみてください。
このお寺のお檀家の皆様に、お持ち帰り頂きたい知識(仏教お土産三つ)として、
1.四つの解決の難しいこと(四苦)とはなにか。
2.声明(ふしのついたお経)を聴くことは、心身の安定によい(科学的データあり)。
3.認知症患者の問題行動には目的があります。認知症患者は何もわからなくなった人では、ありません。
10日から、植木職人さん4人が植木の手入れをしています(12日まで)。
11日に、植木の消毒を行いました。蚊の害のないうちの、早めの墓参をおすすめします。お盆期間(13~15日)は土曜日・日曜日・祭日です。お子様・お孫様方にも蚊の害を恐れずに墓参頂けます。
すでにお檀家・ご信徒の皆様には、お手紙を差し上げています。
パーマネントリンク: https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3776
本堂玄関には、虫よけスプレーとお水=ウオーターサーバー(アクアクララ)があります。ご利用ください。