平成31年2019年4月29日(リンクをご覧下さい)にご紹介した形の通夜と葬儀を7月に執行しました。
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火葬までご遺体はお棺に安置し、ご自宅でした。ご自宅で午後6時から通夜の読経をしました。お通夜はお棺だけで飾りはありません。葬儀社の社員はいません。翌日は、ご自宅から出棺し、町屋斎場でご遺族と住職は合流しました。火葬炉前で読経し(2時)、お骨あげまでご遺族と住職は一緒でした。お骨あげ読経の後、お骨とご遺族と住職は福性寺の本堂で葬儀の読経を行いました。その後、お檀家の皆様は夕ご飯場所に出かけました。
お戒名は、「青々とした海に関わる技術者として新たな分野のお仕事に就き、世界を見てまわり、ご自分の人生を貫いたご高齢の仏教信者(居士様)」です。
法要の最後にお布施を頂戴しました。お布施に加えて、故人のお名前で「仏教徒海外奨学基金」に10万円もの大金のご寄付を頂きました。この基金は、海外送金費用など途中の経費などでお金が無くなってしまうことが一切なく、全額がインドやスリランカの子供、在インド・チベット人学僧の手にわたります。また、奨学生の全員から、領収書が到着します。今まで、何度も「仏教徒海外奨学基金」のために貯金していたお金をお檀家から頂きました。
今回は、故人のお名前で「奨学基金」に献金する優しいお子様をお育てになったご両親を心から尊敬する気持ちを持ちました。まさに、追善供養ですね。国境なき医師団などにも献金をしているそうです。