人が「集まった時のお互いの距離」「集合時の距離」を「ソーシャルディスタンス」と言うのでしょうか?「社会的な距離」では、ちょっと説明不足か意味不明ですね。
2月の半ばから本堂でも前後は2m左右は1~2mの距離でイスを配置しています。このため福性寺本堂の定員は20人です。
法要時には窓は開放で、常時空気は流れています。能力の大きな冷房の設備(ちょっと自慢です)で、開放しても本堂は涼しいです。
消毒用アルコールは、客殿玄関、客殿と本堂入り口にあります(3ヶ所)。
法要にご参加の皆様には、マスクの着用をお願いしています。マスクをお忘れの方は、寺に予備があります。しかし、お忘れの方は皆無です。
「新型コロナウイルス禍」で年回忌法要を中止していた皆様が法要を復活しています。
人と人が「ソーシャルディスタンス」を行っても、ご本尊様とお檀家の距離が遠くなりません。「仏法遥かにあらず心中にして即ち近し真如外にあらず身を捨ていずくんぞ求めん」(仏の教えは、はるか遠いところにあるのではない。私たちの心の中にあり、真理もまた心の外にはない)とお大師様(弘法大師様)は説いていますね(お大師様著書「般若心経秘鍵」)。
ところで、マスクをかけての読経は、なかなかのハードワークです。私の目の周りの汗をご覧になったお檀家からは、熱中症をご心配頂きました。「大丈夫です」とちょっと見栄をはって涼しそうにお答えしました。
年回忌法要は通常土曜日と日曜日にあります。その日の午後は、「疲れた!」と言ってはいけないこと!を連発しています。ご本尊様!お大師様!ごめんなさい。
マスクに関しては以下も見て下さい。
令和2年2020年4月29日マスクで読経 スポーツマスク:呼吸筋のパワーアップ? 不織布?? https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5936