真言宗豊山派白王山中台院福性寺真言宗豊山派白王山中台院福性寺
  • おばあさん、おじいさんとも歩きたい(陳情中)
  • 仏教徒海外奨学基金

最近の投稿

カテゴリ

過去の投稿

2020年1月1日

令和2年・2020年元旦読経会 壇前普礼(ふらい・礼拝)真言

檀信徒・町会の皆様には、福性寺元旦読経会にご参加頂き誠に有難うございました。心から感謝致します。

今年も若い皆様が多かったですね。また、お檀家以外の皆様も多いです。ご参加の皆様は去年よりも多かったです。住職は大喜びでした。

令和2年元旦読経会 仏教寺院らしい冷静な元旦の朝

令和2年元旦読経会 仏教寺院らしい冷静・平安な元旦の朝 午前10時に開始し11時に散会しました

今回は、「壇前普礼真言」について説明をしました。行事・法要の冒頭、ご本尊様に対する最初のご挨拶の時に、となえる真言です。両手の甲(手掌・手のひら✋は上)・両膝・額を地(福性寺では畳)につけます。現代僧侶の発音は「オン サラバ タタギャタ ハナマンナ ノウキャロミ」です。大胆な意訳では、「大々歓喜・感動する!我いま、すべての御仏の御足をわが手に頂かん!」サンスクリット学者であった先代住職は「唵、吾れ一切如来の拜足敬禮を爲し奉る」と著書(下記)の中で翻訳(直訳)しています(1)

「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」は、2回音読しました。「色即是空」と「解決困難な四つ(四苦)」について解説しました(2)。また「回向の文(願以此功徳・・・)」についても解説しました。

大郷道敏総代様のご挨拶のあと、仏讃歌(西洋音楽)を斉唱しました。お焼香後散会しました。大郷総代様には、毎回ご出席頂き心から感謝致します。

仏教寺院らしい冷静な元旦の朝・クールな朝となりました。

 

(1)田久保周誉著「真言陀羅尼蔵の解説」昭和35年・1960年初版発行、昭和54年・1974年校訂増補3版発行 真言宗豊山派宗務所刊(東京)56ページ下段 真言・陀羅尼の解説書・翻訳集として、嚆矢となる著書です。真言宗などで常用の全ての真言・陀羅尼が解説されています。仏教サンスクリット(梵語)学者ならではの翻訳集と評され、以後の解説書に大きな影響を与えています。

(2)以下の記事に般若心経の「ギャーティ句」に関する解説があります。平成31年・2019年1月1日http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2312


キーワード検索
カテゴリ
過去の投稿

ぜひ、福性寺のホームページをお気に入りに追加下さい。
最新情報を更新しておりますので、ご覧下さい。