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2021年1月6日

質問「お墓参りはいつするべきなのですか?」答「エェー!考えたことなかったです」

タイトルは中年のお檀家からのご質問です。私の代からお檀家になりました。暮れにお聞きしました。「墓参はいつでもOKです!」これでは答えになっていませんか?実は考えたことがありませんでした。「するべき」?「ご心配やご報告したいことがある時です!」でしょうか。

ちなみに、ほぼ毎日の墓参のお檀家は3軒です。朝晩においでになることもあります。月命日(亡くなった日と同じ日にち、毎月1回=1年に12回)においでになる方は、もはやたくさんです。すぐに10軒以上のお名前があがります。祥月命日(亡くなった日と、月日が同じ、毎年1回)は、本当にたくさんですね。

ほとんどのお墓には供花があります

昨日の墓地 ほぼ全てのお墓に供花があります 年末年始の墓参は元旦前後に集中するようになりました

元旦前後(年末年始)、春秋の彼岸会(ひがんえ)、盂蘭盆会(お盆)は、ほぼ全てのお檀家の墓参があります。年に4回です。「七五三」参り、最近は、「母の日」と「父の日」にも墓参が多いです。もちろん、散歩やお買い物の「ついで参り」もいいですね。

以下は私の考えです。お墓はこちらの世界の皆様のためにあります。お墓参りのためにあります。ご両親、ご先祖様にお願いしたいことがありましたら、即、墓参ですね。家庭の慶事のご報告のためにも墓参です。

参のときには、お子様お孫様に、ご両親、ご先祖様の優れた点、見習うべき点をお伝え下さい。意外にお孫様は、お祖父様やお祖母様、ご先祖様のことを知りません。

法要の後の食事会(お斎)でも、必ずご両親、ご先祖様の優れた点、見習うべき点をお話になるように施主様にお話をしています。

もちろん、最初に山門前や本堂前でご本尊様にご挨拶する方は多いです。本来あるべき姿ですけれど。

なお、墓所の清掃道具は水屋にあります。花筒洗い(実はコップ洗い)、布(タワシよりいいです)や花ばさみです。あと、移植ゴテ。お水と手桶はもちろんです。泡石鹸(ハンドソープ)もあります。

生花はご持参ください。お線香は2把(わ=束)で2百円です。墓参用のお線香は寺でお求めください。お線香は国産(外国産よりちょっと高価)です。日光の杉並木のある栃木県で杉の葉で作られています。外国産とは香りが違います。ご面倒と思いますが、「墓地の管理のため防犯のため」に墓参の方には、庫裡(くり・住職住まい)においで頂きたいのです。消毒用アルコールもありますので。

なお、福性寺の山門は、午前8時に開き午後4時に閉じます。この時間帯に墓参ください。

 

 


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