「英語!好きなんですか?」とご質問がありました。お檀家の英語を勉強している大学生(女性)からです。「福性寺の歴史」第8版の写真に、詳しい英文キャプションや本の英文要約があるためのご質問らしい。皆さんの、私のこの質問に対する答えの予想は「だーい好きです」でしょうか?答えは最後に書きました。
常々、医学論文は英語で書くようにとお話をしてきました。日本語では研究業績にならないからです。日本語では、世界中の皆さんに論文を読んでもらうことができないからです。最近は、医学博士の学位請求論文は、ほとんどが英語です。
このため、私が東京都健康長寿医療センター研究所で研究チームをお預かりしている時代は、研究チームでは、原則として「商業雑誌(執筆料を頂ける)」への日本語論文の執筆は禁止でした。しかし、欧米からのごく新しい概念や日本では誤解のあるものについては、少数ですが日本語論文(総説)を書いてきました。それでも、先行した英語論文を必ず書いていることが前提です。その英語論文を解説する形の日本語論文ですね。
しかし、最近、食道、胃、小・大腸に関する商業雑誌「胃と腸」に特集全体の序説(日本語)を書きました。よく知られた概念(食道の前癌病変・異型上皮)に関するものです。先行英語論文は1981年(3報)と2006年です。
今回の序説の執筆を多くの消化器専門の医師は断ったようです。最後に私のところに依頼が来ました。数回お断りしましたが、書くことになりました。もはや書く人がいない!とご恩のある方からの依頼でした。
偉そうに「日本語論文は禁止」と言っていたのに!と多くの皆様から「変節」と非難されてしまいそうです。
「英語!勉強しなくては医学研究の世界で生きていけませんでしたので、何とか勉強しました」「日本語だけ話して生きていきたいです」が答えです。しかし英語が重要であることは、身にしみています。
何度も(本当に何度も)演説原稿を練習してから海外で講演をしていました。
令和2年2020年3月5日住職が留守中の葬儀 駆け足で米国出張 コロナウイルス対策 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5522
海外発表には自費と休暇ででかけ、墓地を訪れるようにしていました。公費と学術出張で出かけては日程が自由になりませんから=観光はできませんから。
令和2年2020年3月6日外にあるロッカー式のお墓 マリリンモンローのお墓https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5533
平成29年 2017年9月17日樹木葬 ジャス教授の場合: https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/699
平成29年2017年9月8日ダリダのお墓 外国の墓地https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/675