買い物帰り？散歩？のお母さんと娘さんから福性寺について質問を頂きました。お檀家ではありません。よく福性寺の近くを歩くそうです。

寺の周りをうろうろしていますので、私を寺の人間とは思っているようです。

時々、公道から塀越しに墓地をのぞいています。怪しい人（当たり？）と誤解されないように「この寺の人間です」と説明することがあります。どのように寺が見えるかなと見ています。

「立派なお寺で由緒のあるお寺ですね？」答えに窮します。理科系人間のためか「その定義は？」とか思います。

正面の参道から見ると、福性寺は「結構かっこいい」とは思っています。以下の記事の写真です。

令和6年2024年3月4日お檀家ではないご家庭からの電話での相談二つhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/21651

福性寺の歴史第9版 5月中にお檀家ご信徒の皆様にお届けできそうです

由緒とは、立派な歴史や伝統のあるという意味でしょうか？だれもが知っている歴史上の有名人は、福性寺に来たことがありません。有名人の句碑や歌碑もありません。

そう致しますと福性寺は「由緒のない寺」？ 江戸名所図会に梶原塚はありまが福性寺はありません。。

令和4年2022年1月25日寺院・神社の統廃合 江戸時代の梶原堀之内村では？ 江戸名所図会の梶原塚 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/11057

もちろん（笑）江戸幕府から朱印状をもらっていた寺ではありません。寺領の年貢の免除とかは、ありません。ひとことで言うと「朱印寺院」ではありません。

梶原堀之内村の村びとが、墓地として土地を提供し、また心を一つにしてお堂を建立して守ってきた寺です。ちなみに寛延年間（1748年～）の梶原堀之内村は46戸でした。

ご本尊様は寛永2年1625年の入仏式です。暦応（関東地方ですから北朝年号）2年1339年のお墓（板碑）があります。江戸時代、明暦元年1655年からの過去帳があります。領主水野家（旗本）のお墓があります。実は、歴史のはっきりした由緒のしっかりした寺であると思っています。

https://fukushoji-horifune.net/about/

ところで、そろそろお檀家ご信徒様に「福性寺の歴史第9版」をお送り致します。加えて、真言宗豊山派でお役を担っているお寺180寺院にも配付します。

福性寺の歴史的資料、各ご家庭のお墓の外にある石に書かれた文章は、父と私がすべて読み終わりました。

言い伝えではなく人文科学的な批判に耐えるものです。

令和元年2019年5月29日延命地蔵様 六阿弥陀一番目道地蔵菩薩 寺には歴史があります https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3576

令和2年2020年6月27日梶原堀之内村 水野藤右衛門と水野信定 寺には郷土の歴史があります　 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6209

上記の記事に追加

令和2年2021年6月17日梶原堀之内村 水野藤右衛門信成と水野信定 寺には郷土の歴史があります  https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/9264

令和2年2021年7月29日 郷土の歴史の勉強のため小学生が来寺 お寺には郷土の歴史があります「お寺の後継者は？」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/9584