『史跡「梶原の渡し」最後の乗船客』をお求めになるために、ご来寺の皆様がいます。足立区宮城からもです。

史跡「梶原の渡し」最後の乗船客 8-9ページ 下野紡績王子支工場内部 たくさんの女性が働いていました 写真の頃は「女工」と呼ばれていました

この本の中（p21）で、「大正14年（1925年）に最初の木造の旧豊島橋・・」と書きました。これは一次資料を精査せずに、ネット上にある記述をそのまま書きました。

実は、公的資料によると北区豊島・足立区宮城を結ぶ豊島橋は鋼桁橋でした。

宮城在住の郷土史家、下川信明様から記憶と違うのではないかとすでにお聞きしていました。

令和7年2025年11月10日豊島橋　ネット記事に間違い？ https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/31796

私の記憶では、最初の江北橋は木造で、これは間違いがありません。しかし、豊島橋の橋げたは丸い鉄の柱からなっていたような気もします。記憶がはっきりしません。他の宮城在住の皆様も記憶がはっきりしません。

前述の下川信明様が調べてくれました。令和7年11月20日に資料を頂きました。ありがとうございました。

以下の書籍に記述があるそうです。

北区志茂5－41－1荒川治水史料館 3階ライブラリー所蔵の「荒川下流誌 本編」企画 国土交通省荒川下流河川事務所 編著 荒川下流誌編纂委員会 発行 リバーフロント整備センター（発売 山海堂平成17年2月21日）

616ページ 表一 隅田川橋梁一覧（道路橋）抜粋

豊島橋　大正14　1925年　鋼桁橋

小台橋　昭和8　 1933年　ゲルバー式鋼鈑橋

新田橋　昭和16　1941年　木橋

豊島橋　昭和35　1960年　ゲルバー式　鋼鈑桁橋

AI：人工知能（2種類、AIの数え方を知りません）からは、（断固として）最初の豊島橋は木橋であるとか木製であると返事がきます（2025/12/12アクセス）。かわいい（笑）

なお、AIに公的な資料の内容の教え方！しりません。

『史跡「梶原の渡し」最後の乗船客』が出版されてから、新たに梶原の渡しに関する情報をかなり頂きました。第2版の出版の機会があれば、訂正と追加をしたいと思います。

令和7年2025年10月31日 冊子 史跡「梶原の渡し」最後の乗船客https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/31657

以下の記事のチラシ写真中で現在の豊島橋を見ることができます。

令和7年2025年9月26日11月8日（土）合同講演会のチラシhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/31123

 令和7年2025年2月26日梶原の渡し（１１）現在の渡し跡　右岸https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/27282