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2021年5月26日

後妻様が先妻様の33回忌!法要「若くしてかわいそうでしょう」

80歳過ぎの奥様が、先妻様の33回忌法要の施主をつとめました。住職になりましてから40年以上経ちますが、後妻様が施主となり先妻様の追善の法事をすることはまれです。ましてや、先妻様の33回忌法要をすることは初めてです。もちろん私が執式しました。だんな様も亡くなっています。先妻様が亡くなった時にお檀家になりました。このため、私は先妻様と面識がありません。

涅槃仏様のうしろの聖観音菩薩

聖観音菩薩 涅槃仏様のうしろです 江戸時代後期の女性の仏様の石塔です

だんな様の生前も、奥様が先妻様の年回忌法要を率先して行っていました。

お聞きしますと「だって若くしてかわいそうでしょう」(何度もお聞きしました)「苦労したらしいですから」「なんにも悪いことをしていないのに」とのこと。

法要では、お経を読むことよりも、だんな様や先妻様のお話、ご自身の近況を聞くことが私の役割です。法要よりも「傾聴」と言うべきかなと?最近、奥様は容貌が観音様に似てきました。

現在は、年金とだんな様の残された遺産からの収入で、お一人で生活しています。遺産からの収入で、だんな様と先妻様のご法事をなさっているそうです。「主人とあ〇さん(先妻様の名)のものを返している」とのこと。そのようにお考えになる方がいるのかと思いましたね!とても、感心しました。故人を身近に感じているようです。先妻様が財産形成に大きな役割を果たしたことをご存知のようです。

相変わらず住職は「アマチュア・シロウト」(笑)でたいしたことがありません。しかし、お檀家は本当に「プロ」です。

観音様についての過去記事です。

令和2年2020年1月20日記事の中にある「観世音菩薩真言」とは何ですか?「梵字悉曇」平川出版社1981 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5201

平成30年2018年12月3日谷津大観音 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2068

江戸時代の石塔には、観音様とお地蔵様が多いです。観音様は優雅なお姿です。しかし、男性のお墓の石塔であることも普通です。

令和2年2020年6月27日 梶原堀之内村 水野藤右衛門と水野信定 寺には郷土の歴史があります https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6209

令和2年2020年1月15日「仏様が出てきました!」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5170


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