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2021年8月15日

梵字はそのまま お塔婆のサイズを短く

昨日(14日)のお檀家の追善供養法要からお塔婆のサイズが小さくなりました。

本日10時からの法要

10時からの法要 5尺塔婆です 右上に「雲中菩薩様」像「先代住職」写真 その下に横書きで「即身成仏 密厳国土」

現在までのお塔婆は180㎝ほどの6尺塔婆です。今でもお塔婆のサイズは「尺」で表します。これを1尺(約30 cm)短い5尺塔婆に致しました。幅は同じです。価格や資源の節約を考えたのではなく、お檀家・ご信徒様にご高齢の方が増えて、大きなお塔婆は持ち運びが大変となっていたからです。このため、本堂や玄関での取り扱いや、墓所まで持ち運びが容易で軽いものにしました。大きなお塔婆は、墓所のお塔婆立てに安置するのも大変です。

6尺塔婆を見慣れた住職にとっては、ちょっと迫力に欠けますが、年回忌のご先祖様の供養塔・お墓であることは同じです。

木材の板としての価格は20円だけ安いです(関根国八商店 東京都西多摩郡日の出町)。

梵字は、サンスクリット(梵語)学・悉曇(しったん)学者であった父によるものです。このため田久保周誉著「梵字入門 第4版」(真言宗豊山派刊 昭和52年)の文字に似ています。美しいです。梵字は6尺のお塔婆と同じです。

すでに今年の施餓鬼会(せがきえ)の前に、お檀家・ご信徒様には手紙でお知らせしました。

また本ホームページでもお知らせ済みです。

令和3年2021年4月13日 施餓鬼会前のお手紙 ご報告事項とお塔婆のサイズを短く https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/8669

なお、新盆供養法要では、7尺塔婆を使用しております。5年前までの新盆供養法要では2m40㎝をこえる8尺塔婆でした(記事はありません)。これは重くて大変でした。

令和2年2020年7月5日「新盆供養法要」速報 動画をご覧下さい: https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6316

平成29年2017年7月4日7月2日(日曜日)2時から 新盆供養https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/554

悉曇学に関する説明の記事です。

令和2年2020年2月26日「悉曇・しったん」とは何ですか?「梵字の古書体学」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5459

令和2年2020年1月20日 記事の中にある「観世音菩薩真言」とは何ですか?「梵字悉曇」平川出版社1981 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5201


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