昨日(14日)のお檀家の追善供養法要からお塔婆のサイズが小さくなりました。
現在までのお塔婆は180㎝ほどの6尺塔婆です。今でもお塔婆のサイズは「尺」で表します。これを1尺(約30 cm)短い5尺塔婆に致しました。幅は同じです。価格や資源の節約を考えたのではなく、お檀家・ご信徒様にご高齢の方が増えて、大きなお塔婆は持ち運びが大変となっていたからです。このため、本堂や玄関での取り扱いや、墓所まで持ち運びが容易で軽いものにしました。大きなお塔婆は、墓所のお塔婆立てに安置するのも大変です。
6尺塔婆を見慣れた住職にとっては、ちょっと迫力に欠けますが、年回忌のご先祖様の供養塔・お墓であることは同じです。
木材の板としての価格は20円だけ安いです(関根国八商店 東京都西多摩郡日の出町)。
梵字は、サンスクリット(梵語)学・悉曇(しったん)学者であった父によるものです。このため田久保周誉著「梵字入門 第4版」(真言宗豊山派刊 昭和52年)の文字に似ています。美しいです。梵字は6尺のお塔婆と同じです。
すでに今年の施餓鬼会(せがきえ)の前に、お檀家・ご信徒様には手紙でお知らせしました。
また本ホームページでもお知らせ済みです。
令和3年2021年4月13日 施餓鬼会前のお手紙 ご報告事項とお塔婆のサイズを短く https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/8669
なお、新盆供養法要では、7尺塔婆を使用しております。5年前までの新盆供養法要では2m40㎝をこえる8尺塔婆でした(記事はありません)。これは重くて大変でした。
令和2年2020年7月5日「新盆供養法要」速報 動画をご覧下さい: https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6316
平成29年2017年7月4日7月2日(日曜日)2時から 新盆供養https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/554
悉曇学に関する説明の記事です。
令和2年2020年2月26日「悉曇・しったん」とは何ですか?「梵字の古書体学」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5459
令和2年2020年1月20日 記事の中にある「観世音菩薩真言」とは何ですか?「梵字悉曇」平川出版社1981 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5201