前回「豊島八十八ヶ所霊場について書きました」
今年のある木曜日のことです。「豊島八十八ヶ所霊場」の巡拝の皆様がおいでになりました。
事前にご連絡があり、9人のグループがおいでになりました。前もって書き置きのご朱印を作っておきました。とても9人分を短い時間で書くことができません。
いわゆる「参詣寺」では、バスでの団体参拝もあり、一度に何人ものご朱印帳や掛け軸を短時間に書いています。つくづく大変と思いました。ご朱印帳を書くために人を雇っています。
9人の皆様は、札所のお寺では般若心経を読んでいるとのことでした。本堂で一緒に般若心経を読みました。院代さんに法楽太鼓を「速め」にお願いしました。読経になれているとのことですから。なお、院代さんには、臨時出勤してもらいました。住職も外出から早帰りしました。
この日は、夕方にもうお一人自転車でおいでになり、定年後に巡拝をお始めになったそうです。お経は読んでいませんとのこと。即「般若心経」を押し売りして(笑)一緒に読経しました。
福性寺版「朝暮勤行法則」をご希望とのことで、1枚ではなくて無理に数枚を差し上げました。しつこいです!法楽太鼓は、お経の初心者用に「ゆっくり」をお願いしました。
巡拝の皆様は今日だけで10人となりました。
私が在寺のときは、巡拝の皆様と般若心経をご一緒に読みます。しかし、在寺でない時は、ご朱印を書くだけか、書置きです。
福性寺はカテゴリー(笑)としては、「滅罪寺」(めつざいじ、巡拝のためではなく、お葬式を執式するための寺)です。「参詣寺」ではありません。「滅罪寺」としては、いそがしい一日でした。
福性寺版「朝暮勤行法則」黄色の紙です。
平成30年2018年3月21日 お経を読む・ちゃんと 仏讃歌を歌う https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1088