先週、かわさき北部斎苑で通夜と葬儀を執式してきました。川崎市高津区にあります。院代さんと自動車で1時間半でした。
とても一生懸命人生を送った奥様の葬儀です。読経の中で「大いなる菩薩(=人生をよく送った)」であったとほめたたえました。旦那様も世界中をお仕事で訪れて、家庭に繁栄をもたらしています。ご立派なご家庭です。
ところで、公営斎場、川崎市営ですから、会場費と火葬料がとても安いです。また葬儀場と火葬場の移動がありません。この点は便利です。
かねてから公営の葬儀場を使うようにお檀家にはおすすめしています。
しかし、制限や制約がたくさんありました。「決まり」で朝の9時半に開式するようにとのことでした。午前7時に寺を出ました。
駐車場の使用方法にもいくつもの制約があります。車寄せまで車を近づけることができません。もちろん(笑)火葬後の初七日法要をすることができません。お骨上げまで1時間半かかりました。また、宗教者控室が狭いうえに畳がありません。小さな「うすべり」はありました。このため、法衣・袈裟を丁寧にたたむことができません。
11月の終わりの別の葬儀では、松戸市営の斎場にでかけました。お手洗いが壊れていました。しかし「申し訳ありません」だけで、臨時のお手洗いに行列ができています。数がとても少ないようです。
公営の斎場・火葬場は、委託業者により運営されていると思います。葬儀社も委託業者に何も言わないようです。
公営斎場は、もう少し葬家の皆さんの立場に立った運営をすると、さらに喜ばれるかなと思いました。
令和3年2021年12月31日埼玉県富士見市で葬儀を執式 善哉善哉大薩埵(せんざいせんざいたいさった) https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/10901
令和2年2020年4月7日「あの人は面食いではないんです!」広域飯能斎場にてhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5819
令和5年2023年11月18日「お骨葬儀」「お寺が近くて本当に助かります」ttp://fukushoji-horifune.net/blog/archives/20417
令和元年2019年12月25日お通夜と葬儀の読経のある「直葬」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5015
来年の元旦読経会は11時開始です。久しぶりに予約制ではありません。ご参加下さい。