「梶原の渡し」について書いてきました。

別の「ちょっと砕けた話題」を書きます。

NHKの大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」（2月23日）の中で、最近、表題の言葉を初めて蔦重（つたじゅう、蔦屋重三郎）から聞きました。

横浜流星さんと「商い世傳金と銀」の主演女優の小芝風花さんを見ています。二人とも美形ですと会計係がいいます。

ところで、会計係はめちゃくちゃ（笑）「江戸時代小説」を読んでいます。明治大正昭和の時代小説も。現在は杉本章子さんの作品を読んでいるみたいです。宮尾登美子さんの作品は私も読みました。

会計係から江戸時代の知識の講義を受けながら、勉強？しながら「商い世傳金と銀」（BS）を見ていました。食事とお酒をとりながらです。時代小説！日本酒が美味しい。

蔦重は本当にハンサム（死語？）だったらしい（会計係談）。いくつかの小説に出てきているらしいです。横浜流星さんもですが。

亡八も「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の儒教の8徳目のすべてを失ったひと」（笑）会計係から聞きました。時代小説ではよく出てくる言葉らしい。忘八よりも亡八の方がよいとも。

仁・義ぐらいまでしか思い出せません。亡八「大人の世界」のお店の主人のこともいうようです。

今朝の食事中に蔦重と写楽の杉本章子さんの小説のなかでの関係を聞きました。

すぐ思いついたのは、仏教の「失念」という言葉です。

以前、書いたことがあります。普段は「忘れてしまうこと」をさして、「失念する」と言う言葉を使います。

実はこれは仏教用語です。釈尊（お釈迦様・ブッダ）の言葉や考え方を忘れてしまうことを言います。最近は、気軽に使用して「忘れてしまった」と同義語で、ちょっとカッコよくいう時に用います。住職もよく使います。最近の出来事は失念しても、仏教的な失念はしたくないですと書いたことがあります。

平成30年2018年6月23日認知症とGPS？失念？阿弥陀如来https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1435

「仏教由来の日常語事典」大正大学綜合佛教研究所現代日本語における仏教語源研究会編 丸善出版令和7年2月発行4840円

しかし、最近、本当に何も記憶できなくなりました。

忘れる量よりも記憶する量が多ければ問題ないと言う人がいます。言うは易しですね（笑）

数日前「仏教由来の日常語事典」（丸善出版 令和7年 ）の贈呈を受けました。ありがとうございました。

本の編集委員の代表補佐の横山裕明先生からです。1ページ1語の解説です。1ページに意味・語源・用例が書かれています。勉強してみます。

失念はこの事典の中で、選んでもらえなかったようです。新・仏教辞典（誠信書房 昭和37年1962年）にも項目なし。岩波仏教辞典第2版（岩波書店平成14年2002年）の445ページにありました。

令和6年2024年4月1日「法事をすることができて幸せです」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/22136

「大人の世界」のお話を書いたことがあります。

令和6年2024年4月13日 出かけられないからお墓を見せて・・・https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/22326

令和4年2022年5月3日浅草散歩 永井荷風「吾妻橋・道子」そしてお墓と連休https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/12078

本日は法類のご本寺 巣鴨真性寺で、2時からご本山長谷寺に関する講義（勉強）を受けた後、法類先師供養法要（修業）があります。

夕ご飯は懇親会です。勉強をしなくては、お酒をいただくことができません。