枕経と遺族のグリーフケアについて書きます。
枕経に出かけてきました。院代さんと二人です。午前11時ごろの稲葉葬祭(03-3893-7644)の冷蔵庫前です。大学病院から朝ご遺体が到着しました。信用のおける業者様を檀家様に紹介しています。なお、葬儀社や石材店など業者様からリベートなどを受けとることはありません。
ご家族多数が冷蔵庫前においでになりました。ご挨拶の後に、ご遺体の二の腕を触らせていただきました。立派でした。もったいないと思いました。
院代さんと一緒に、般若理趣経百字の偈(優れた菩薩は・・・衆生救済に励んで・・・)、光明真言(智慧と慈悲をお授けください)、阿弥陀如来根本陀羅尼を読誦(音読)し、その口語訳を皆様にお話しました。
そのあと、ご本人のお仕事、人生の中で楽しかったことなどをお聞きしました。「おとむらい・葬儀」で読む諷誦文(ふじもん、ふうじゅもん)を作るためです。このとき、「奥様が孫の面倒をよく見ていました」と。故人の前にいたお孫様におたずねすると、小学校低学年、7歳か8歳ぐらいでしょうか、かわいらしいお孫様から「おじいちゃん!大好き」と聞きました。涙の中ですが一同から笑い声が漏れました。
枕経のあと、お通夜とお葬儀を行います。葬儀社と日程を調整しました。
最後に、お連れ合い様が亡くなった時にご家族にお話する「お連れ合い様の死亡は、人生の最大のストレス」であるとお話をして、この後の奥様の面倒をよろしくとお願いしました。
ご家族は、私を「立派な坊さんと誤解している(笑)」せいか、とても丁寧な謝意をいただきました。
お集りの皆様は和気あいあいとして立派なご家庭です。
枕経の習慣は、グリーフケアという言葉はありませんでしたが、昔から、江戸時代でも、ご遺族にとっては「悲しみを癒すもの」つまりグリーフケアであると考えられていたと思います。
これから、お通夜と葬儀の正式の日程がファックスで到着します。
家族葬ですから通夜は午後5時開始をお勧めしました。
関連記事
平成31年2019年3月31日今中師来寺 枕経 臨終の場に僧侶 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3028
令和元年2019年12月8日腕の触診https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4890
令和元年2019年12月25日お通夜と葬儀の読経のある「直葬」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/5015
令和4年2022年10月3日福性寺に近づいて葬儀 お通夜が始まりましたhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/14161
令和7年2025年1月9日お子様、お孫様、ひ孫様から自慢のおじい様https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/26361



