ここ数日、新型コロナウイルスの感染者の急激な増加があります。無症状や軽症の患者さんが多いようです。
それでも土曜日や日曜日には、追善供養法要のご依頼が1‐2軒ずつあります。「コロナ前」と変わりません。
本日は2軒のお檀家から追善供養法要の読経を依頼されておりました。10時から法要を行いました。しかし、2軒目の遠方にお住いのお檀家から、3日ほど前に法要を中止するとのことで、お布施や生花料などを郵送するとのお電話を頂きました。新型コロナウイルの感染者の増加のためです。まだ、ワクチンの接種を受けていないとのことでした。
しかし、中止よりも延期をお願い致しました。ご本尊様前のお生花とお供物や墓所の生花をすでに用意済みでした。また、墓所と墓所にいたる参道を清掃して準備していました。
それでも、ワクチンの接種が終わった後、秋か冬に法要を行うことをお願いしました。「お焼香をしたいと思っていたので有難いです」とのことでした。
今までも法要はできていました。しかし、法要はご家族だけのことが多かったです。法要後の清宴はないことが普通です。
歴史的なパンデミックのあと、大正時代のスペイン風邪のあとも、寺での追善供養法要がとだえてたことはありませんでした。
私の考えですが、今後も普通に寺での法要は、途切れずに行われていくと思っています。
リモートの法要や法要時のお写真を送ることは、不要になると思います。しかし、お身体のご不自由な皆様や外国など遠方の皆様には、ビデオや写真をお送りする法要を行います。
動画や写真での法要の報告 過去記事です
令和2年2020年8月2日お檀家からの電話「遅れていた両親の七回忌法要をお願いします!」「しかし、参加することができません」住職「それでは動画をお送りします」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6576
令和2年2020年11月23日オランダからご依頼「墓参をお願いします」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7462
大正時代のスペイン風邪と先代住職 日本国内で40万人が亡くなりました
令和2年2020年7月4日 大正時代のパンデミック 高熱に効果? https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6279