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  • おばあさん、おじいさんとも歩きたい(陳情中)

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2021年10月5日

葬儀で初めて知る 閉塞性動脈硬化症と足だけのお骨

船橋市で葬儀を執式してきました。車で2時間近くの距離です。故人はお父様の面倒をみきった方でした。私と国内外で団体参拝していました。昵懇(じっこん)のお檀家です。

すべての仏様はご本尊様の両脇にある曼荼羅マンダラの中にお帰りになります

すべての仏様はご本尊様の両脇にある曼荼羅マンダラの中にお帰りになります 今回の仏様も同様です 胡蝶蘭は〇浦家からです

必ず元旦、両彼岸会とお盆には墓参においでになりました。墓前で「般若心経」を読んでいました。また、施餓鬼会にもおいで頂きました。ところが、2年ほど前から全く墓参においでにならないし、ご連絡を頂かなくなりました。檀信徒会費、施餓鬼会回向料だけが振り込まれてきました。お盆や暮れのお供物も頂きましたが、お礼のお電話をしてもお留守でした。私から「何かありましたか?」とお手紙を2回差し上げました。しかし、返事がありませんでした。

亡くなったとお知らせが、唐突にありました。

あちらの世界やお大師様(弘法大師)への紹介状とも言うべき葬儀中に読む「表白(ひょうびゃく)」とその紹介状のタイトルとも言うべき「お戒名」を考えるために、ご兄弟やお身内から故人の近況や人となりを改めてお聞きしました。

そうしましたら「閉塞性動脈硬化症」により両脚を切断していたとのこと。ここ数年、歩くことができなかったようです。お見舞いなど住職に迷惑をかけたくないので連絡をしないようにとお話になっていたそうです。

火葬直後のお骨には、確かに足や下腿のお骨はありませんでした(医師としてお骨を観察しました)。千葉県や埼玉県の火葬場では家族3‐4人だけが火葬炉から出てくるお骨を確認することが多いです。私も必ず確認に立ち会います。ヒトの形のお骨で出てきます。

しかし、お骨上げのとき(お骨壺に納めるとき)、すでにお骨になっていた切断された両足などのお骨を骨壺の底に納めました。故人のご希望で、切断した足のお骨を保存していたそうです。

お戒名は「海のごとく計ることのできなほどの無量の誠実さをもって人生をおくり、仏教的に心身ともに美しく、あらゆる人々から信頼を得た、すがすがしい人格の尊き女性の仏教者」と考えました。「表白」の中に、特にお父様の面倒をお一人で見ていたことを書き込みました。ご冥福をお祈りいたします。

閉塞性動脈硬化症は糖尿病や喫煙者の脚で好発します。動脈硬化症は血管が固くなる(硬化)だけではなくて、血液の流れる内腔が狭くなり血液が流れなくなり、狭くなったり閉塞してしまいます。閉塞した血管から先の組織が死んでしまいます(壊死・えし)。そのまま放置すると心不全により死亡します。このため壊死した部分の切断手術が必要となります。煙草・タバコはいけまんせね。

タバコについて書いたことがあります。

平成31年2019年3月24日 お線香立てにタバコ!改正健康増進法案 喫煙指数 肺の写真 http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2969


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