真言宗豊山派白王山中台院福性寺真言宗豊山派白王山中台院福性寺
  • おばあさん、おじいさんとも歩きたい(陳情中)

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2018年2月28日

昨日(27日)は、お檀家の大きい(年齢です!)奥様のお見舞いに出かけてきました(何回目かです)。ご病気では、ありません。老人ホームに、おいでになります。今年、91歳となります。105歳までの健康長寿が目標です。奥様は、そこまでは無理と、おっしゃっています。

今回、廊下をお歩きになる速度が速いことに驚きました。ツエなしになりました。暖房のきいた手すり付きの廊下を、何度も歩いているそうです。安全です。ご自宅においでになった時より、明らかに歩行は改善しています。安全な場所での歩行訓練は、自宅に引きこもっている高齢者の若返りに貢献すると思いました。

元来、お肉が好きな方です。魚料理の多いホームの食事は、なかなか楽しめないようです。健康長寿のためには、最近の研究(東京都老人総合研究所)によると、お肉を頂くことが大事と言われています。

本堂にお預かりしているご主人様のお位牌に、私が、奥様の代理で、今朝、読経・お焼香をしている写真(アイパッド)を持参しました。老人ホームでは、ロウソクとお線香は使用が禁止です。奥様は、ご自宅で般若心経を毎朝読んでいました。

お部屋は、広く40平方メートル近くありました。入居するための一時金は、2000万円で、毎月30万円近くを払っているようです。通常のホームでは、20平方メートル弱が多いです。20平方メートル以下ですと、入居金のないホームもあります。自宅を売却してホームに入る方もおいでになるそうです。

ホームの職員の皆様は、とても親切で、ニコニコしています。スタッフはご立派な方が多いです。この点は、特に感心しました。施設名を書いて推薦したいほどです。

見学した別のお部屋のキッチンです 大変清潔です

見学した別のお部屋のキッチンです 大変清潔です

キッチンもあり、クッキングヒーターもあります(写真)。しかし、使ったことはないとのことです。

 

老人ホームに興味のある皆様は、過去に出かけました老人ホームの以前の記事(いくつかあります)もご覧下さい。また、これから入所しようとお考えの皆様は、必要がございましたら、ご相談下さい。


2018年2月22日

前回の続きです。厨子(ずし)は仏様などを安置するお家です。お仏壇ですね。玉虫厨子には、餓えた虎の母子に前世の釈尊が肉体を与えるお話が描かれています。現在、百済観音様などと一緒に博物館(大宝蔵院)にあります。

玉虫厨子は、言うまでもなく玉虫(昆虫)の翅(はね)を使っています。現在でも、厨子の外側に玉虫の翅の小片を確認できます。以上は、高校受験のために暗記した知識です。住職は区立の小・中学校・都立高校出身です。学校群制度の前の都立高校の受験のためには、当時(53年前)、美術を含む全9科目!の試験がありました。しかし、中学と高校での修学旅行では、法隆寺の薄暗い中で、玉虫の翅を見ることができたことはありません。

私の退職記念パーティー・シンポジュウム(平成27年・2015年5月)には、ドイツ、カナダ、米国から6人の外国人医師やその奥様が来日しました。翌日、日本人学者を含めて、2泊で奈良に遠足をしました。法隆寺で玉虫厨子を見ました。しかし、薄暗くて、やはり玉虫の翅は確認できませんでした。ところが、懐中電灯で玉虫厨子を照らした人がいたのです。貴重な文化財で、あってはならない行為です。違法行為でしょう。しかし、この時、ホコリだらけにみえる黒い厨子の壁に、美しい玉虫の翅が輝いて見えたのです。千数百年前の玉虫の翅を見て感動しました(レプリカなのでしょうか?)。

なつかしい思い出があります。小学生のころに、福性寺の本堂の裏の石井家・菊地家・鈴木家の墓地の近くのエノ木の下で、たった一度だけ、一匹そのままの玉虫を拾ったことがあります。興奮しましたね。今でも鮮明に思い出すことができます。それまでも、アリが食べた後やアリに運ばれる玉虫のカケラは何度か見たことがありまた。玉虫は本当に美しいです。母の箪笥の中に、和紙に包まれた玉虫が入っていたことを思い出しました。玉虫を拾ったエノ木は今も元気です。

お話がだいぶ横道にそれましたね。

玉虫を購入して写真を撮りました 美しいですね

玉虫の写真を撮りました 美しいですね


2018年2月16日

前回(2月12日)の投稿では「スリランカ!で思いだすことが、三つあります」と書きました。二つまで書きましたね。以下が最後の一つです。

実は、スリランカ人が献眼した角膜は、多くの日本人に移植されています。たとえば、前回の投稿の中のジャヤワルダナ氏(元スリランカ大統領)の死後には、彼の遺言により、片目はスリランカ人に、もう一方の角膜は、日本人!に移植されています。

また、スリランカ人が献眼した数千の角膜は、日本人に贈られています。これは、「一眼を献ずるものは成仏できる」とする「釈尊の物語」(ジャータカ・釈尊の前世のお話)に拠っています。釈尊が前世において、自らの眼を他者に与えた物語があります。このために、釈尊と釈尊の教えに近づくために、スリランカの仏教者の間では、献眼することが行われています。ジャヤワルダナ氏はクリスチャンから仏教徒に改宗した人です。

私も40年近く前に献眼登録をしています。以前は献眼するためには、年齢の制限(65歳まで)がありました。有難いことに、この年齢を超えました。しかし、現在は、献眼登録に関して、年齢の制限はないようです。角膜はとても長生きです。一世代で終わることなく、他の人の身体の中で、二世代目を生きることができます。角膜の移植手術の成功率は非常に高く、90%近くです。

「ジャータカ」は素晴らしいお話の宝庫です。とろこで、中学校や高等学校で見学したので、皆様がよくご存じと思います。法隆寺の玉虫厨子にも、「ジャータカ」にある釈尊の前世のお話が描かれていますね。玉虫厨子と玉虫については、書きたいことが多いです。次回に書きます。移植手術や玉虫のイメージを頂けましたら有難いです。

3月15日の山門前の駐車場の梅の花です

2月15日の山門前の駐車場の梅の花です


2018年2月12日

「仏教徒海外奨学基金」の配布先の一つであるスリランカのサンガラタナ師からの絵ハガキです。数日前に到着しました。3月に来日するとのことです。写真の「ミヒンタレー」は、スリランカにおける仏教伝来の地として、多くのスリランカ人が参拝に訪れています。

平成3年:1991年から、毎年「仏教徒海外奨学基金」(8寺院と有志による)を、スリランカ、インド、チベット人に配布しています。すでに、配布額は、総額2千万円に迫ろうとしています。今年で27回目です。基金に献金希望の皆様の振込先は、ホームページの「仏教徒海外奨学基金」のポスターにあります。来日するサンガラタナ師には、奨学金を直接手渡すことになると思います。

ところで、スリランカ!で思いだすことが、三つほどあります。

一つ目は、昭和17年:1942年の日本海軍によるセイロン沖海戦・コロンボ空襲です。この地のイギリス海軍への攻撃です。

二つ目は、サンフランシスコ講和条約会議(昭和26年:1951年)におけるジャヤワルダナ氏 (第2代スリランカ大統領、当時は蔵相)の演説「憎悪は憎悪によって、やむことはなく、慈愛によってやむ」という釈尊(お釈迦様・ブッダ)の言葉を引用した演説です。また、大戦中の対日損害賠償の請求の放棄です。釈尊の教えを深く理解すると同時に、日本に対する尊敬と400年間のオランダ・イギリス支配を受けた国(スリランカ)ならではの、日本擁護の素晴らしい演説です。

三つめは「一眼を献ずるものは成仏できる」お話です。このお話は、私は大好きで、何度もお話をしています。次回に書きます。

サンガラタナ師から絵ハガキ ミヒンタレー

サンガラタナ師からの絵ハガキ 絵画面 ミヒンタレー

サンガラタナ師からの絵ハガキ 文面


2018年2月3日

写真は福性寺の本堂から東に延びる東西参道です。濃い緑の草の葉が茂っています。平成29年9月15日の記事にあります彼岸花・曼珠沙華の葉です。春になると葉は枯れます。福性寺では墓地の清潔のために、葉を早めに刈り取っています。それにしても、秋のお彼岸の彼岸花は圧倒的ですが、冬の緑もうつくしいです。しかし、今回の2回の雪にょり、だいぶ荒廃しました。

花と葉が別々の季節に地上に出てきますから、いろいろな、たとえ話になっているようです。人知れず努力を重ねて大きな成功を納めるなど、曼珠沙華をたとえ話に使用したいです。

現在は、今年の秋のお彼岸の時期の開花に向かって、また球根(ユリと同じように鱗茎が正しいです)を増やすために、冬の弱い光にもかかわらず、「光合成」により炭水化物(デンプンなど)を作り、酸素を大気中に放出しています。光エネルギーを使って、水と空気中の二酸化炭素を材料にしています。中学校で、光合成の場である葉緑体の構造を学んだことがありましたね。

ところで、彼岸花はいくつかの有毒成分を含みます。食べると消化器症状が大変です。命にかかわることもあります。もちろん、食べなければ、全く問題はありません。しかし、ご存知でしょうか?彼岸花には、認知症に効果があると言われているガランタミン(武田薬品・商品名レミニール)を含みます。だからといって、絶対に食べてはいけません。この薬は、現在は人工的に作られています。

彼岸花の有毒なことは、よく知られています。しかし、実は多くの植物の球根は有毒です。もちろん、水仙でさえも有毒です。彼岸花だけが有毒であるとすることは、彼岸花がかわいそうです。

冬の彼岸花 緑の葉

冬の彼岸花 緑の葉


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