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2022年5月22日

「お墓まいりに出かけられなくて身体の調子がくるってしまうんです」

電車で1時間半ほどかかる遠距離のお檀家の奥様からお電話がありました。ご用事のあとの会話です。

「なかなか主人の病気でお墓参りに出かけられないんですよ」私「生きている人が大切ですからそちらを優先して下さい」「でも、お墓まいりに出かけられなくて私の身体の調子がくるってしまうんです」

意外なお答えでした。住職として恥ずかしかったです。「当分、墓参はお姉様ご夫妻にお任せして、お仏壇にお参りして下さい」と言えなかったのです。言えないままお電話が終わってしまいました。

シャクヤク 境内では咲き終わりました

シャクヤク 境内では咲き終わりました

お檀家のお墓には、太平洋・大東亜戦争の前からの仏様が眠っています。80年前からのお檀家となります。30年前にお墓を改修しました。美しくしっかりしたお墓です。「五輪塔」を簡略化したいわゆる「和形」のお墓です。

お母様のご葬儀のときには、私が出かけることができませんでした。初七日忌にご家庭を訪問し、お経を読みました。それにもかかわらず、大変ご信頼を頂いています。

奥様ご夫妻がお墓を引き継ぎました(祭祀を継承)。この奥様のご両親、ご先祖様が眠っています。

仏様になっていらっしゃるとはいえ、お墓参り、ご両親には善意をプレゼントしたいですね。

福性寺の住職は、定期的な墓参をとてもおすすめしています。今回は住職の考えが至りませんでした。

令和3年2021年1月6日質問「お墓参りはいつするべきなのですか?」答「エェー!考えたことなかったです」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7800

以前も同様なお話を聞きました。令和2年2020年11月14日2020年11月14日「お墓参りしないと心がいたんじゃいますね!」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7450

 


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