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2025年11月6日

20年以上墓参なし

最後の納骨の後、20 年間墓参がなく、また檀信徒会費(料金的な性格です)や施餓鬼回向料の納入がない「お檀家」がありました。住所不明となっていました。

法的な手続きをふんで、そろそろお墓をミニ花壇にしたいと弁護士さんに相談していました。ツツジなど美しい木や草を植え、ベンチを置くと楽しみが増えます。庭や花壇を広げたいと考えています。

どんな種類のツツジを植えようかなと調べていました。玄海ツツジ?ミツバツツジとかです。やや背の高い玄海ツツジやミツバツツジのコストはおおよそ2万円です。

福性寺の墓地 緑色の草は彼岸花です 全ての参道が車椅子が入ることができるわけではありません

福性寺の墓地 週に30時間清掃担当が清掃しています 参道の敷石のまわりの緑色の草は彼岸花です 全ての参道に車椅子が入ることができるわけではありません 

ところが突然お電話があり、墓参に来たいというのです。「まだお墓がありますか?」びっくり。石材店にお墓の更地化を依頼した後です。お家も遠いことですから、ご当人のために「お墓の引っ越し」をお勧めしました。

総代様会の決定では、長年にわたり会費が到着しなくなると、住職が随意に「手続きを踏んで」お骨を納骨堂に移動することになっています。

また「福性寺墓地管理規則・細則(昭和56年制定・令和2年改訂)」では、特別な理由がなくて「2年以上墓参のない時」と「5年以上会費の納入のない時」には、墓地の使用を取り消すことができるとなっています。今回は、20年も墓参がなく会費の納入がなくてもお墓はありましたけれど。

「少しずつ未納の会費などを納めるので今後も檀家の地位を維持したい。墓参に来たい」とのお話でした。また、ご自分もこの寺に埋まりたいとのお話でした。

檀信徒会費や施餓鬼回向料は、墓地の清潔のためのお檀家の間の「割り勘=等分」です。

福性寺は檀家様が少なく資産の乏しい「小さな寺」ですから、宗教収入(布施・会費・寄付)からは、住職や職員の給与を出すことができません。また、副住職は寺から無給です。総代様会で経理を公開していますから、これらの点を総代様もよくご存知です。

最近は定期的に墓参においでになっているようです。

感情を動かさずに、たんたんと住職を務めています。

墓参においで下さい。

令和4年2022年5月11日長い留守をよろしくと電話 そしてお墓 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/12106

令和3年 2021年1月6日 質問「お墓参りはいつするべきなのですか?」答「エェー!考えたことなかったです」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7800

令和2年2020年11月23日オランダからご依頼「墓参をお願いします」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7462


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