何度も、長田昭二(おさだしょうじ)氏の医療に関する記事を読んだことがあります。最近(5月1日と6月2日)「文藝春秋電子版」に長田氏が書いています。
「体調不良でなかなかパソコンに向かえない」「“余命半年”を使い切った僕は、足の痛みで杖が必要になった」と。ご自分の病気に関する記事です。「がん・・の体調の変化は突然来る」とも。これは貧血が原因らしい。
第1回目は月刊誌(印刷体)でした。以後、今月まで25回です。一回目以後は電子版だけです。精読しています。
毎回、非常に冷静で、さらに将来を考えています。理性と智慧を感じます。
「体調不良でなかなかパソコンに向かえない」“余命半年”を使い切った僕は、足の痛みで杖が必要になった | 長田 昭二 | 文藝春秋PLUS
https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h9874
記事(5月1日)の中でもう一つ、長田氏は書いています。
「やはりがん闘病中のタレント、梅宮アンナさんにお話を聞く機会を得た。浸潤性小葉がんという乳がんにかかり、治療に取り組んでいる梅宮さんの話は、自身のSNSや多くのメディアでも取り上げられている。そこで驚かされるのは、梅宮さんがエビデンスの示された標準治療のみを受けている点だ。知名度と経済的な余裕のある芸能人や著名人は、自由診療の標的とされやすい。これまでも多くの芸能人が、そうした怪しげな“医療”に身を投じて、貴重な時間とお金、何より命を無駄にしてきたわけだが、梅宮さんは徹底的に病気と治療法を勉強し、そうした誘いを断って来た」
「我々医療ジャーナリストから見れば、これはじつにあっぱれな話であり、日本医学ジャーナリスト協会あたりは梅宮さんを特別表彰してもいいくらいの案件なのだ」
心に残る記事でした。特に5月1日号です。これは、いわゆる「自由診療」に対する批判記事です。
医療者としても宗教者としても、皆様におすすめしたい記事です。

福性寺の釈尊(ブッダ) お檀家以外の参拝者を見ます お線香よりも宝石(ガラスです)が似あうらしい ガラス製品が置かれています 春日部市西宝珠花の大王寺様でも5月に新たな涅槃仏様の入仏式が行われたらしい 出かけましたら報告します 大王寺の住職様はサンスクリット(インドの古代の言葉)学者です 父と同じ専門です
令和7年2025年5月20日 「医学の相談があります 前立腺・・・」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/29258
令和3年2021年8月20日電話での医学相談 「標準治療」をおすすめしましたhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/9740
令和3年2020年10月17日「病気になったことを家族が責めるんですよ!」セカンドオピニオンにご来寺https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7257
令和2年2020年10月22日「トマトとブラックベリー」「民間療法」と「標準治療」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7181
令和6年 2024年7月5日 坊さん休暇 終身食道科認定医https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/23698