ご本尊様の前の机を前机(まえづくえ)と言います。燭台(左右の端)、花瓶、お供物を載せる三宝、香炉(中央)を載せています。
燭台と花瓶の位置は通常と異なり入れ替わっています。ご本尊様の視線をさえぎることのないように置いています。「灯明・ローソクは、光明、智慧や慈悲を表わしています」と説明する人が多いです。
しかし、多くの宗教で使っているような気がします。キリスト教、ヒンズー教、神道もですね。
10月9日の法要で、施主様の妹様の〇田様から質問されました。「ローソクが短いのに太くないですか?」「観察力があるなー!」感心しました。「聞いてほしいことを質問してくれるなー!」この太さでこの長さはないです。
福性寺のローソクは、100号ローソクの太さですが、長さが約半分サイズを使っています。100号ローソクは4㎝直径です。長さが35~40㎝ぐらいです。あまり長いと仏具の瓔珞(ようらく、垂れ下がった飾り)が焦げてしまいます。
また、消すことができません。背が低い皆さんでは、長い「ローソク消し」を使用しても届きません。
そこで、福性寺のローソクは、太さは100号ですが、長さは21㎝ぐらいとなっています。ちょっと高価で立派です。
実は、結婚式用のサイズよりほんのちょっと長い特注品です。結婚式でキャンドルサービス?のテーブル用です。横道にそれます。キャンドルサービス?何でやっているのでしょうか?
なににでも、なぜ?と考える性質(たち)です。理科系人間!
「光明、智慧や慈悲」を招待者・出席者にプレゼントする!の意味でしたら、これは仏教行事そのものですね(笑)こじつけ?
とりあえず「ローソクが結婚式用である」ということで終わります。
平成28年2016年5月8日結婚式の戒師を務めました(平成28年4月29日) https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/77
平成30年 2018年4月28日 結婚の奉告(ぶこく・謹んで報告する)法要 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1239
令和3年2021年6月13日尽未来際(じんみらいさい)! 平岡円四郎が言っていましたね! https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/9275
令和4年2022年6月23日坊さんのレクリエーション 成田山新勝寺と宗吾霊堂https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/12861